ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌92~苦い思い出

30830

平成30年8月30日。夫の63回目の(!!)誕生日です。出会って30数年、ウソでしょ~~~って思います。これからの30年はきっともっとはやい・・・(ん?あるのか?30年後?)

今日はとーっても嬉しいことがありました!

夫と前妻の次女からメールが来たのです。メールの遣り取り自体は前からあるのですが、今回は長女の子どもたち(つまり夫にとっては孫)の写真を添えて。

「姉にはコッソリ孫の写真送ります。誕生日だからなんでもありです」ってその心遣いが嬉しい。

そのあと、今度は電話をくれて、夫は30分程話してました。

いつか長女ともそういう関係になれたらいいな。なれますように!

 

今日の二丈の海もとても綺麗でした。

f:id:asadakeiko576:20180830213911j:plain

f:id:asadakeiko576:20180830213930j:plain

苦い思い出

海の水に

溶けたらいいな

そうして

まろやかになれたらいいな

今日の五行歌91~イライラ

休日出勤 

まずは久し振りに通勤途中の二丈の海をどうぞ。沖縄の海には敵いませんが、今日はエメラルドブルーで、本当に綺麗でした。

f:id:asadakeiko576:20180826223348j:plain

f:id:asadakeiko576:20180826223418j:plain

 なぜに、今日この写真が撮れたのかというと・・・休日出勤したからなのですね~。エッヘン(って威張れることじゃないですね)

昨日もみんなが帰った後、1時間半ほどサービス残業しましたが、終えることができず、結局今日も出るハメに・・・。家でもできる仕事ですが、まぁ会社のパソコンで直接やった方が手間省けるし、冷房の効いた部屋で集中してやった方が効率いいですもんね。もちろん、捗りましたとも!3人分のプラン終了!明日、明後日サインを頂く予定です。あと2人分残っていますが、それは今月中にはなんとかなりそうです。サインも9月以降に頂けばいいですしね。

続きはBGMを聴きながらどうぞ。海ではなく空。ジグソーのスカイ・ハイ。プロレスラーのミル・マスカラスのテーマ曲でしたね。(プロレス観た覚えはないのに、なぜか彼の名前は記憶に鮮明。曲は大好きでした♡)


スカイハイ / ジグソー / 歌詞

帰りは武雄図書館へ。もちろん例の踏切も通りました。で!踏切のすぐそばに車が数台とまれる位の空き地を発見。今まで何度となく通った道なのに、そんな空き地があることに気が付きもしませんでした。 

あの日あの夜、あそこに潜んでいたのね~。

違反は10日のことでしたから、返却が2日程遅れたことになります。(すみません、以後気をつけます。)借りた10冊のうち読了したのは2冊だけ。その前にネットで一度延長手続きをしていたので、再度延長はできず、全部返却。そしてまた新たな10冊を・・・いえ数え間違いで9冊を、借りてきました。

8月中は忙しいですが、9月に入ればヒマになるので、今度は読めると思います。

手元に沢山本があると、それだけでリッチな気分になれます。

特に面白そうな本を2冊紹介しておきますね。うち1冊はアマゾンのレビューも高評価でした。

哲学の奇妙な書棚: パズル,パラドックス,なぞなぞ,へんてこ話

哲学の奇妙な書棚: パズル,パラドックス,なぞなぞ,へんてこ話

 
the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

 

 

イライラすると

ますますイライラ

ニコニコすると

ますますニコニコ

単純な法則

 

 

 

今日の五行歌90~良い方に・・・

長崎帰省その2

収穫の話第二弾です。

とその前に・・・塞翁が馬でしょうかねぇ。実は10日ほど前から奇妙な現象が続いていました。

まず6日、天神の福銀ATMでスマホの置き忘れを見つけ、行員さんに知らせました。そして10日、今度は武雄図書館の自動貸し出し機の前で同じくスマホの置き忘れを見つけ、知らせました。小さな善行を重ねて気をよくしていたのに、その10日、武雄からの帰り、夜の9時ごろだったでしょうか、踏切一時停止違反でパトカーに捕まってしまったのです。唖然呆然。まーっくらで、列車どころか、人も、車さえも通っていなかった場所で、です。そりゃ違反は違反ですけど、あ~んな場所で、あ~んな時間に取り締まり?!罰金9000円也。あんまりだ~~。自分の愚かさにも腹が立ちましたが、ケーサツもケーサツだっ!と怒りの矛先は天下の警察へ。くわばらくわばら・・・。

そして長崎に帰省した12日の夜。家の近くの自販機で缶コーヒーを買ったところ、すぐ横のブロック塀に、数珠の置き忘れが・・・。気付いて取りに戻るかもとも思いましたがもう暗いし、遅い時間だし、交番にでも届けた方がいいかな、といったん自宅に持って帰りました。でも近くに派出所はないとのこと。高価なものではなさそうでしたが、失くした人はきっと困っているでしょう。そのまま置いておけばよかったかなぁと思いましたが後の祭り。仕方がないので、処置は母に任せました。

とまぁ、そんなこんなであったところに、

青芽地蔵様の作者がわかるというとびっきりの幸せが降ってきて、

そうしてさらには!

f:id:asadakeiko576:20180814031511j:plain

じゃじゃ~ん!なんとこの博多人形が実家に、それも私の部屋の本棚に飾ってあったのです!私が買ったものではありません。私が家を出た後、母が買うか貰うかして、それを飾っておいたのでしょう。は私の干支でもあります。娘の代わりに置いたのでしょうか?最近はちょくちょく実家に帰っていましたが、自分の部屋に入ることがあまりなかったので、これまで気が付かなかったのです。

勿体つけていますが、この人形、伊藤芳美(芳巳)先生の作品のはず。同じものが博多人形いとう》に置いてありましたし、カタログにも《芳巳作》で載っています。先生と知り合うずっと以前からこんなご縁で繋がっていたんだ~となんだか勝手に嬉しがっています。

どう考えようと

自由なら

良いほうに

楽しいほうに

嬉しいほうに

 

 

 

 

 

今日の五行歌89~叶った願い

大収穫の長崎帰省

興奮冷めやりません!ついに、ついに判明したのです!!青芽さんの正体が!

順を追って説明しますね。

まずは12日に長崎の実家に帰省しました。そして13日の午前中、浜の町にでも行ってみようと伊良林の坂を下り、中通りを歩いていたのです。そのとき、骨董屋さんの店先で「営業中」の張り紙が目に入りました。時計を見るとまだ9時半。浜の町の店が開くまでの時間潰しにちょうどいいな、とふらりと立ち寄ってみたらば・・・!なんとそこはお宝満載のとんでもなく素晴らしい空間でした。

奥から白髪のキリッとした女性が出てこられた時、閃いたのです!この方なら青芽地蔵のことをご存知かもしれない、と。

そしてその予感は見事に的中。スマホを取り出しブログの写真を見せたところ、

「あら、これは青芽(せいが)さんのよ」「せいがさん、って仰るんですか?長崎市観光協会に問い合わせても何の音沙汰もなかったのに」「もう亡くなられたけれどね、手のこ~んな大きい人でね、名前は中村青芽さんて言うのよ」「作品、ここに置いてありますか?」「売り物では置いてないね~。そういえば私青芽さんに頼み込んで作ってもらったものあるのよ」と奥から持ってきてくださったのは・・・小さな湯吞茶碗。

「しゃ、写真撮らせてもらってもいいですか?!」思わず叫んでいました。「どうぞどうぞ、青芽さんも喜ばれるよ」「ついでに店内も撮ってもいいですか?ブログに載せても構いませんか?」早口でまくしたて、OKを頂いたので、以下ご覧ください。わたしも少し頭を冷やして、続きを書きます。

f:id:asadakeiko576:20180813235835j:plain

中通りにある馬場骨董店。この辺りに残る町家のひとつ。
f:id:asadakeiko576:20180814000343j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814001223j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814001338j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814001452j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814001528j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814001559j:plain


地震が起きたらどうなるんだろう?と心配になってしまうほど、店内所狭しと名品、逸品、珍品の類が、年代物の立派な棚に飾られていました。

ふと目に入った小さなお人形(立雛?)が欲しくなり、売り物かどうか尋ねたところ、「片方が割れてこれしかないから・・・。揃ってたら3000円はするけど、800円ね」とのことだったので即買い!「これも可愛いわよ」と見せて下さった木彫りの、さらにミニミニサイズの人形も頂くことにしました。「500円ってつけてたけど、いいよ、いらない」とサービスして下さるとのことだったので、「じゃあせめて」と二つで1000円にして頂きました。

f:id:asadakeiko576:20180814003544j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814003613j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814003636j:plain
左:高さ約8.5㎝。後ろに(益)と彫られ、底に(益三)のシール。中:4㎝弱、木彫り。

そ・し・て・・・

f:id:asadakeiko576:20180814010709j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814004714j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814010729j:plain
左:宝物の地蔵様。中:右の器に青芽の彫り文字。右:地蔵様の後ろにも青芽。

これでや~~っと青芽地蔵の作者がわかったのです!もう天にも昇るような気持ちです。ネットで調べたところ《中村青芽》さんは本名中村信夫さんといい、十人町にお住まいだったそうです。ところで、ネット上の画像では《河童》しか見つけることができませんでした。

f:id:asadakeiko576:20180814082917j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814081334j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814082343j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814082402j:plain
いずれもNagasaki-ken’s Kappa Densetuより
f:id:asadakeiko576:20180814082952j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814083008j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814081415j:plain
f:id:asadakeiko576:20180814081359j:plain

一体、いつ、いかなる理由で地蔵様が土産物屋に並ぶことになったのでしょう?そのあたりのことはまだよくわかりませんが、ご家族はいらっしゃるそうですし、親しくしておられたという方のお名前も教えていただいたので、いつかお話しできる機会があるかもしれません。長崎に帰るのがますます楽しみになりました。

願い地蔵の

おかげかな

こんなに早く

願いが

叶うなんて

一泊二日の慌ただしい帰省でしたが、実は収穫はこれだけではなかったのですよ。偶然過ぎる偶然にただもうビックリ。人生捨てたもんじゃないよなぁと大いに気をよくしているところです

このことについては次回。

今日の五行歌88~仮面も・・・

長崎原爆忌 

今日は長崎原爆忌です。

長崎の被爆者も3万人を切ったそうです。この中には当時幼過ぎて記憶にない方もいるでしょうし、認知症になってしまわれた方もいるでしょう。遠くない将来、《生き証人》はいなくなってしまうのですよね。もちろん今後世界中のどこにおいても核兵器が使用されないことが前提ですが。

f:id:asadakeiko576:20180806100731j:plain

長崎で被爆された博多人形伝統工芸士・伊藤芳巳先生の「おねがい折り鶴」

長崎では9日が登校日でしたが、全国的には6日のようですね。だから子どもたちは、かろうじて「6日」が何の日なのか知っていましたが、今日9日のことは殆ど知らないようでした。子どもたちの祖母世代ですら、あえて尋ねない限りは意識に上らない日になっているのだと思います。さすがに長崎市民はこの限りじゃないでしょうけれど。

 

ところで、毎年この時期になると思い出すのが、小学生の頃夏休みに読んだ《原爆読本》。その中の1冊は、その後何度も読み返し、忘れられない本になっています。映画化もされたので、ご存知の方もいるかも。タイトルは夾竹桃の花咲くたびに》―確か五十嵐めぐみが「竹子先生」役だったと。

 

画像を探したら、ありました!本当は勝手に貼り付けちゃいけないのでしょうが、ごめんなさい、どうしても紹介したいので・・・

f:id:asadakeiko576:20180809064706j:plain

長崎の原爆読本3冊組の中の1冊。中学年向け。

低学年向けの本は殆ど記憶になく、高学年向けの本はオレンジ色の表紙で難しい印象がありました。だから学校を通して母に買い与えられたのは3、4年生頃だったのだと思います。5,6年生になって読むには読んだのでしょうが、表紙以外の記憶はありません。物語風ではなかったのかもしれませんね。タイトルは《原子野の声》だったかな。

 

ずっと前にもこのブログで触れたことがあるのですが、(電子書籍chnops抄1でも)《長崎の原爆》は、私にとっては《究極のイフー畏怖ではなく if 》なのです。

もし、長崎に原子爆弾が投下されず、母の父が亡くなることがなければ・・・おそらく・・・(いえ、もっと高確率、絶対に、と断言してもいい)母と父は結婚しておらず、ゆえに《私》は生まれるべくもなかった。

存在していない自分を想像することは・・・想像以上に難しいものです。存在してしまった以上は。

仮面も鎧も

要らない

人の目も口も

気にしない

ーかくありたき!



 

今日の五行歌87~同種で・・・

広島原爆忌

f:id:asadakeiko576:20180719224614j:plain

今日は休みで7時過ぎまで寝ていました。8時前からPCに向かい、その時までは8時15分のことを覚えていたのに、作業に没頭していて気が付くと9時・・・。今年も黙祷をし損ねました。母の叔父は広島と長崎で二重被爆をしたそうです。私が22歳頃に亡くなったので、80近くまでは存命だったと思いますが、子どもたち(つまり母の従兄妹)のうち二人がガンで若くして亡くなっているので、何らかの影響があったのかもしれません。

さて、これから所用で天神に出ます。久しぶりの天神ですが、さすがに今日は浮かれた気分にはならないので、用事を済ませたらさっさと(コーヒーくらいは飲みますが)帰ってこようと思います。

 


Leo Rojas - Angel

 

同種で

殺し合うのは

ヒトとチンパンジーだけ

ヒトはなぜ

ボノボに似なかったのか

今日の五行歌86~サルとヒトと・・・

10日ぶり

10日振りのブログアップです。

連日不快指数マックスのせいか、このところなんとなくモヤモヤ・イライラしていて自己嫌悪にも陥っていました。

児発管は指導員を兼務できないことになっていますが、夏休み中はそんなこと言っちゃいられません。 子どもたちがいる間は仕事にならないので、朝早く行ってやるか、夕方残ってやるしかなく、どっちも試してみましたが、あんまり捗らず、なんだかバカバカしくもなってきて、結局持ち帰り仕事になってしまいました。日・月と連休ですから、なんとかなりそうではあります。とはいえ、これもまたバカバカしい限りですね~。「アホなやっちゃのう」と自分を茶化して溜飲下げて、でもって「しゃ~ないな」と片付けるしかありませんね。

おーっと、今日はこーんなこと書くつもりじゃなかったんです。書きたいことはほかにあったのよ~。

音楽を聴きながら続きをどうぞ。Pachacamac のLPより、日本人にはどこか懐かしい曲調なのではないかと・・・


Amorosa Palomita- Pachacamac - MUSIQUE DES INCAS

 

じ・つ・は~(と勿体つけて)久し振りに《単行本》を買ったのです。1944円也。

最近は図書館で借りるか、買っても電子本ばかりだったので、2000円近い出費は、結構迷ったんです。これまでに購入した本の多くも「捨てる!」を実行したばかりでしたしね。

でも!チンパンジーはちんぱんじん」松沢哲郎教授の最新刊ですもの!これは買ってでも読むべきでしょう。岩波科学ライブラリーで、タイトルは「分かちあう心の進化。図書館で借りて読むことも可能だったでしょうが(実際、武雄図書館の新刊コーナーに置いてありました)購入することにした決め手は、帯の文章ー《言語や芸術は何のためにあるのか(中略)チンパンジーボノボ、他の霊長類や哺乳類から人間の心の進化をさぐる》にぐいっと引き寄せられたからです。《心》という単語は私にはしっくりこないのですが、《心》と呼ぶしかないですもんね。意識や感情ひっくるめて。それはさておき、松沢教授の、人間の心へのアプローチ方法が見事だと思うのです。

 

分かちあう心の進化 (岩波科学ライブラリー)

分かちあう心の進化 (岩波科学ライブラリー)

 

 

ヒト科ヒト属4種であること。1種はもちろん我々で、それ以外の3種はチンパンジー(同属別種にボノボがいる)・ゴリラ属オランウータン属。だからでしょう。松沢教授はチンパンジーを一匹とは数えません。一人と数えるのです。そしてオス・メスではなく男性、女性と言います。

巻頭言のチンパンジーボノボの双方の視点から「三角測量」するように人間を見ることで、人間という存在の奥行がよりくっきりと見えます。》には、なんて面白い研究なんだろうと心躍りました。教授とチンパンジー・アイとの出会いから40年ーその研究の集大成 が、興味深いエピソードを交え、素人にもわかりやすく説明されています。

サルよりも

ずっと ずっと

ヒトに近い

チンパンジー

ヒトの目をじっと見つめる