クローン
サルの次は
チンプかボノボ?
そしていよいよ
ヒト・クローン?
歯止めはきくのか
Chinese Academy of Sciences Institute of Neuroscienceがついにクローン・サルを誕生させたとのニュース。羊のドリー(1997年誕生)から約20年で、ついに霊長類初のクローン。
素人が考えても『サルでできたのならヒトでもできるだろう』が、まずはチンパンジーかボノボが先だろう。だが、彼らで成功したなら・・・やろうと思えば、ヒトでも成功するに違いない。サルとチンパンジー(あるいはボノボ)よりチンパンジーとヒトの方がずっと近いのだから。
高校生の頃《試験管ベビー・ルイーズちゃん誕生》のニュース(今調べたら1978年)に衝撃を受けたが、今回のニュースは、技術的にも心理的にも衝撃の度合いが違う。戦慄に近いものがある。ヒトはもはやヒトでなくなるかもしれない・・・ヒトは一体どこへ向かうのか?
アトムやドラエモンより、ヒト・クローンの方が現実味を帯びてきている。ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの《わたしを離さないで~Never let me go》はクローンによる臓器提供の話だったと思う。(u-next見放題の映画を観ただけだが)倫理的に許されることではないが、どこかの国の権力者が不老不死を願って、密かに研究を進めさせたりして・・・。くわばら、くわばら。