長崎みなとまつり
この週末再び長崎へ。
母が転院先の病院で転倒したのです。幸い、頭から軽く出血した程度ですんだのですが、ベッドの足元にはセンサーマットが敷かれ、病室もナースステーションのすぐ横に変更されていました。
母に認知症の兆候は見られませんが、耳が少し遠くなったせいか、会話がチグハグになることもある為、認知症の疑いありとみなされているのかもしれません。歩行器を使って自力でトイレ(居室内)に行けるようになっていましたが、それだけになおのことナースコールせず勝手に動き回り『転倒リスク大』。
ちょいと『厄介な患者』だろうなぁ。いろんな意味で・・・。
見舞いに行く父(夫)も伯母(姉)もみな高齢で耳が遠い為、必然的に大声で喋ることになります。廊下どころかナースステーションにまで会話が筒抜け・・・
転院先は母の古巣。「ナイショ」と言いながら内心ではバレてほしそうでした。隠しておくつもりなら既往歴を専門用語で事細かに説明したりはしないでしょう。
この先が思いやられますが、母はここでのリハビリには期待しているようです。2ヶ月後にはやっぱり《あの家》に戻りたいのだろうなぁ。
ところで、今回は長崎みなとまつり期間中でした。会場までは行けませんでしたから、どんな催しがあっていたのかはわかりませんが、綺麗な花火を実家近くの風頭山から鑑賞することができました。
百万$の夜景とともに動画もお楽しみ下さい。
ハウステンボスの花火大会とは規模も迫力も全然違いますが、これはこれで充分楽しめました。近くで観ていた人たちの「わ~きれかね~」の歓声、懐かしい長崎弁のイントネーション。やっぱり長崎はいいなぁ~とあらためて思ったことでした。
両親の今後のことを考えると気は重いはずなのに、でもこうして度々長崎に帰れるのは嬉しいといえば嬉しい・・・なんだか複雑な心境です。
上下左右空き家になった高台に
ひとり棲む父
「心配せんちゃ大丈夫」
精一杯の強がりに
縋るほかない不肖の娘