ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌233~人並

糸島のフリースクール

先日『山の上のフリースクールSaita』さんにお邪魔しました。

きっかけは、たまたま私の車の前を、その送迎車(?)が走っていたから。

「へぇ~~糸島にフリースクールあるんだぁ」と帰宅後ネットで検索。

http://www.sa-i-ta.com/

サイトに見守りスタッフ募集とあったので、面白そうだなとメール連絡し、見学とあいなったのです。

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憧れの♡ツリーハウス!!
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絶好のロケーション

場所は、糸島市二丈吉井の山の上にある赤とんぼ村

以前、ご近所のFさん(長女の同級生のお父さん)が運営されていた自然体験スクールで、子どもたちにキャンプなどで自然と触れ合う体験をさせておられたようです。

お誘いを受けたこともありますが、娘たちを参加させたことはありませんでした。

引っ越されてからは、どうされているのか、赤とんぼ村がどうなったのか、特に気に留めてはいなかったのですが・・・ひょんなことから、その後のことがわかったというわけです。

その施設をそのまま引き継いで、NPO法人として新たに立ち上げられたのが上記スクールで、福井さんという方が運営されています。

実は、私が知らなかっただけで、糸島には3つもフリースクールがあるのだそうです。

当日は小雨だったので、外遊びができず、子ども達が漢字の学習をしている間、お話をうかがいました。(美味しいコーヒーをいただきながら・・・)

「小学生の間は勉強よりも遊びを主体にしています。」ー小学生の時にしっかり遊ぶことで土台を作るーそのために見守りスタッフ(子どもたちと一緒に遊ぶボランティア)が必要なのでしょう。

(頂いて帰った案内チラシには《Saitaでは、こどもの「やってみたい!スイッチ」がONになるときが「学び時」と考えます》とありました)

勉強、授業ということなら

「オンライン授業なら先生は一人でいい。一番教え方が上手な先生の授業を、ネットで一斉に流せばそれが一番いいはずなんですから」

と、そんなお話を聞いたその翌日、図書館で借りていた本の中に、同じようなフレーズを発見。( 最近こういうことがちょくちょく起こります)

偏差値的な教育コンテンツは「追加コストゼロ経済」なので、各分野で一番パフォーマンスの高い人間教師が1人いればよい。たとえば東大の国語受験なら「今でしょ!」の林修氏が1人いればよくて、2番手以下の人間教師の価値は失われる。

この直前の文章は

10年、20年後の教育は、グローバルで見ればデジタル化が進む一方で、日本は取り残されている可能性が高い。

となっているのですが、その理由は

従来型の教室40人に対する一斉授業は、日本では(市場原理が働かない)公教育のため惰性で残る可能性が高いが・・・(後略)

といったところなのでしょうか。

特にネット環境が整ったここ20数年で、驚くほど世の中は変わっているのに(そして現在進行形で、数年どころか数か月単位で変化の波に揉まれているのに!)学校はあまりにも旧態依然。

学校に適応できない子どもたちが増えるのは当然のことなのに、日本のフリースクールは正規の学校としては認められておらず(出席日数は正規の所属校にカウントされることもあるようですが)運営もNPO法人や、全くの個人であったり・・・。

オルタナティブ教育実践の場というより、単に不登校の子供たちの受け入れ先、一時しのぎの場としての意味合いが強いようです。

もっと正当な扱い、広い認知、というより先に個人の意識改革が必要なのかもしれません。「なんか変だな、おかしいよね」と思っても口にできない、そもそもあまりにも慣れ親しんでいて「学校っちゃそういうもんでしょ」と学校の在り方、存在意義を深く考えない人も多いのでしょうから。

Saitaさんの感想を書くつもりが、なんだか一般論みたいになってしまいました。

昨年度の活動内容を見せていただきましたが、私にもお手伝いできることが少しはありそうです。お手伝いというより、活動に混ぜてもらう、でしょうか。

夫と一緒にボランティアに行けたらいいな・・・

今日の五行歌は、前にもアップしたかも?でもそろそろ眠くなってきたので・・・

人並

人並 と

みな人言えど

人並であることの

なんという難しさ