ピースミュージアム
大雨の為、帰省は延期するつもりだったのですが、8日午後には晴れ間も見えたので、エイヤッと出発。
翌9日、歯医者の予約があるという母を途中まで車で送り、父と私はピースミュージアムへ。(車のナビより父のナビの方が正確でした。)
ピースボートで同室だったという館長さんは不在でしたが、電話連絡していただいて、被爆体験記10冊を置かせてもらうことができ、父も満足。
館内撮影OK、ブログOKとのことでしたので、アップします。
といっても、私が目を奪われたのは・・・桜の木彫りのお地蔵様!
右の3体のこけしは、企画展の一部、バザーに出されていたもので、高さ5.5㎝。6㎝角の小さな箱にピッタリ収まっていました。
箱の裏には S 47.8.29 鳴子駅前と記載が。半世紀近くも前に土産物屋で購入されたものなのでしょうね。
それが、巡り巡って私の手元に・・・。
収集するのはお地蔵様だけ、のつもりなのに、人の手のぬくもりを感じる人形にはつい手が・・・
雨足は少し強まってきていましたが、せっかく父を連れ出しているし、近くだからと、タイピント画廊さんにもお伺いしました。
父は、偶然にも社長さんと《卓球つながり》があり、年齢が近いこともあって「いつか話を聞きたい」と言っていたのです。
社長さんは、2つしか違わない父の衰えにびっくりされたのではないかしら?
原爆の話やその当時の苦労話、卓球や大学の話などひとしきり盛り上がってはいましたが、耳が遠いこともあって、話がチグハグになることも・・・。
父はこの1年で衰えが目立ち始め、ここ数か月で一気に足の運びが悪くなっています。
画廊の2階をあとにするとき、社長さんは1階まで一緒に下りて、見送ってくださいました。
あ、書き忘れるとこだった!
画廊にはすでに明松さんの絵が何点か飾ってありました。
グラバー邸や大浦天主堂、眼鏡橋など、色使いが本当に素敵です。
3点飾ってあった眼鏡橋のうち、ひとつは赤い色がメインで、不思議な雰囲気。
タイトルを見て納得「11:02分の眼鏡橋」だったのです。
明松さんはまだお若く、被爆体験はもちろんありませんが、被爆楠の木など原爆をテーマにしたものも手掛けておられます。
社長さんが「もう1点制作中です。展示会までには充分間に合います。」と仰っていた作品はどんなものでしょう? 楽しみです!
久し振りの仕事でグロッキーにならない限り、豪雨にならない限り、18日もまた帰省する予定です。
色の波動
存分に
浴びたよ
たぶん 何かが
変わるよ