ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌272~バカ正直だけが

リーダーとは何ぞや?

10日以上も空いてしまいました。

仕事がらみでちょっと嫌なことがあって・・・。

職場で、上司には違いないけれど、立ち位置の分からなかった《本部社員》のお一人が《人事部長》になられたようで、その部長から思いがけないことを指摘されたのです。

曰く

「人の上に立つ人の中には2種類あって、ひとつは『向上心を持って、自ら高みを目指す人』、もうひとつは『人を貶めることによって、自らを優位に立たせる人』がいますよね?」

話の流れからすると、「あなたは後者だ」と言われたも同然でした。

「誤解だ!」と心外でしたが、思い当たる点がいくつかありはしました。

いつまでたっても仕事の流れを覚えないスタッフを叱責したこと(それもイラついた口調で、しかも人前で―この点については本人にすぐに謝罪し、上司にも自分の非を報告。)

面倒な業務は避け、イイトコ取りの仕事しかしない(少なくとも私はじめ何人かのスタッフの目にはそう映る)スタッフのことを上司に『報告』したこと、など。

この報告がクセモノだったのでしょう。

私の立場上、報告の義務はあったと思うのですが、取り方によっては『告げ口』『悪口』ですものね。

実際、気の合うスタッフ間で『悪口』を言い合っていたことは事実です。

(その『悪口』を取りまとめて、上司に『報告』したわけですが)

つまり、十分すぎる落ち度はあり、反省すべき点も多いのですが、それにしても「人を貶めることで自らを優位に立たせる」人間というレッテルが貼られていたとは・・・。

さすがにショックでした。

仕事ぶりを非難されたのなら、リベンジのしようもありますが、人格に難ありと思われてしまったのでは、手立てがありません。

「ここには居られない」「辞めた方がいいのかも」という考えがよぎりましたが、一晩頭を冷やしたら、不思議なほど平静になっていました。

気がラクになったというか、肩の荷がおりたというか・・・

「そんな人間」と思われていた方が「人に悪く思われたくない」なんて邪心を持たずに、目の前の業務だけに集中できますもん。

人の言動や思惑をいちいち気にしていたら精神衛生上よろしくないし・・・。

もともと、気楽に気長に勤められたらいいな・・・くらいで始めた仕事です。

もっとの~んびり、やりたいことだけや~ろうっと、と思い直したところです。

そうそうスタッフのひとりから無農薬レモンを頂きました。

私も夫もレモンが大好きなこと(夫は晩酌にレモンを使う)を知っていたはずもないスタッフなのに、偶然にも《その日の私》に持ってきてくれたのです。

(その日の私とは、上記の件で落ち込んでいた当日の私のこと)

こういう偶然っていいわぁ。

レモンの酸味でスッキリ爽やか!

こんな些細なことがとっても幸せ!

嬉しくって写真にまで撮りました。(我ながら単純)

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     左:頂いたレモン🍋       右:レモンバタートーストにしてみました!

バカ正直だけが

取り柄の私には

狡猾はかえって

誉め言葉だよ

なんだか滑稽