長崎帰省&お地蔵様!
今回は連休だったのでちゃんと1泊。
昨夕はひと月遅れの母(と私)の誕生祝に浜勝の卓袱膳を3人で囲みました。
と、その前に―
ひとりで浜の町界隈をブラブラしているとき、ふっと足が向いたのが、とある貴金属店。
もう2年程前になるでしょうか?店先にちょこんと飾ってあった小さなお地蔵様を見初め、思い切って店内に入り、ご主人と思しき方に「売り物では・・・ないですよね?」と尋ねてみたことがあったのです。
その時は予想通り「売り物ではない」との返答で、すごすご帰ったのでした。
その後も帰省して時間の余裕のある時は、未練がましくお店の前を通ったりしていたのですが、店内に入る勇気はありませんでした。
ですが、今日!
なんとなく、なんとなく・・・ですが・・・
今日お訪ねしたならば、譲っていただけそうな気がして・・・
思い切って店内に入り、ご主人に「以前にも来た者ですが・・・あのお地蔵様・・・」と声をかけてみたのです。
すると!
「欲しければやるよ」と袋の中から2体のお地蔵様を取り出して見せて下さるではないですか!
「もうこれだけしか残っとらんけど、どっちが良か方ば、持っていてよか」
「え?そんな・・・いいんですか?!」
「よかたい、そんな前から欲しかったのなら」
2体のうちの1体を頂いて、お礼もそこそこに、舞い上がるような気持ちでお店をあとにしました。
夕方5時には実家に戻らなければいけないこともあって、そそくさとお店を出たのですが、自宅に戻ってからお礼の手紙は認めました。明日投函します。
とある貴金属店の名前は思案橋電停近くの《石橋貴金属店》、ご主人おひとりの小さな構えですが古くからあるお店で、主に貴金属類の修理をされているではないか、と。
ところで、今回の帰省は お地蔵様遭遇率、高かったように思います。
アンテナ張っているせいもあるでしょうが、
まず寺町の野中石材店の前で、以前長崎ピースミユージアムで見た小﨑 侃さんの切り絵お地蔵様を見かけ、撮影。
それから自宅に帰る途中に寄ったお店で傘地蔵の色紙を見つけ、思わず買って帰ったのですが・・・
フィルムを剥がしてビックリ。色紙は色紙でも、和紙ちぎり絵のキッドでした。和紙や下絵付きのトレーシングペーパーが見本の下にセットになっていたのです。
見本をそのまま飾っても全然よさそう・・・(私がちぎり絵するよりは断然)
《しゅんこう》とあったので、ネットで調べたところ、和紙ちぎり絵の教室を展開しているようです。
ところで、今回の帰省の目的は、父に中村洋一先生の本(ピースボート地球一周)を渡すことでした。
父は本を気に入ってくれ、懐かしそうにページを捲り、乗船時の様子をポツリポツリと話してくれたのに、私の頭はお地蔵様♡でいっぱいになっており、父の話は上の空。
当時は実家に電話すらかけていなかったので、ピースボートの話は興味深いものだったはずなのに・・・
思わぬ収穫に浮き立っていたとはいえ、相変わらずの自分が・・・情けなぁい(反省)
収穫と言えば、今日読んだ本から素敵な言葉を知りました。
コズミック・ラテ
ベージュがないので、一番近い色を選んだけれど、カフェ・ラテのような色を想像してくださいね。
これについては次回。
(本当は読書覚書にアップしたいのですけれど・・・)
いつも
駆け足の
長崎
それでも
帰れないよりずっといい