ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌293~いつも

長崎帰省&お地蔵様!

今回は連休だったのでちゃんと1泊。

昨夕はひと月遅れの母(と私)の誕生祝に浜勝の卓袱膳を3人で囲みました。

と、その前に―

ひとりで浜の町界隈をブラブラしているとき、ふっと足が向いたのが、とある貴金属店。

もう2年程前になるでしょうか?店先にちょこんと飾ってあった小さなお地蔵様を見初め、思い切って店内に入り、ご主人と思しき方に「売り物では・・・ないですよね?」と尋ねてみたことがあったのです。

その時は予想通り「売り物ではない」との返答で、すごすご帰ったのでした。

その後も帰省して時間の余裕のある時は、未練がましくお店の前を通ったりしていたのですが、店内に入る勇気はありませんでした。

ですが、今日!

なんとなく、なんとなく・・・ですが・・・

今日お訪ねしたならば、譲っていただけそうな気がして・・・

思い切って店内に入り、ご主人に「以前にも来た者ですが・・・あのお地蔵様・・・」と声をかけてみたのです。

すると!

「欲しければやるよ」と袋の中から2体のお地蔵様を取り出して見せて下さるではないですか!

「もうこれだけしか残っとらんけど、どっちが良か方ば、持っていてよか」

「え?そんな・・・いいんですか?!」

「よかたい、そんな前から欲しかったのなら」

2体のうちの1体を頂いて、お礼もそこそこに、舞い上がるような気持ちでお店をあとにしました。

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店先に飾ってあったものとは違いますが、頂いてきたお地蔵様

夕方5時には実家に戻らなければいけないこともあって、そそくさとお店を出たのですが、自宅に戻ってからお礼の手紙は認めました。明日投函します。

とある貴金属店の名前は思案橋電停近くの《石橋貴金属店》、ご主人おひとりの小さな構えですが古くからあるお店で、主に貴金属類の修理をされているではないか、と。

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左:青芽観音 中:青芽地蔵 右:今回のお地蔵様

ところで、今回の帰省は お地蔵様遭遇率、高かったように思います。

アンテナ張っているせいもあるでしょうが、

まず寺町の野中石材店の前で、以前長崎ピースミユージアムで見た小﨑 侃さんの切り絵お地蔵様を見かけ、撮影。

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セロテープがご愛敬

それから自宅に帰る途中に寄ったお店で傘地蔵の色紙を見つけ、思わず買って帰ったのですが・・・

フィルムを剥がしてビックリ。色紙は色紙でも、和紙ちぎり絵のキッドでした。和紙や下絵付きのトレーシングペーパーが見本の下にセットになっていたのです。

見本をそのまま飾っても全然よさそう・・・(私がちぎり絵するよりは断然)

《しゅんこう》とあったので、ネットで調べたところ、和紙ちぎり絵の教室を展開しているようです。

ところで、今回の帰省の目的は、父に中村洋一先生の本(ピースボート地球一周)を渡すことでした。

父は本を気に入ってくれ、懐かしそうにページを捲り、乗船時の様子をポツリポツリと話してくれたのに、私の頭はお地蔵様でいっぱいになっており、父の話は上の空。

当時は実家に電話すらかけていなかったので、ピースボートの話は興味深いものだったはずなのに・・・

思わぬ収穫に浮き立っていたとはいえ、相変わらずの自分が・・・情けなぁい(反省)

収穫と言えば、今日読んだ本から素敵な言葉を知りました。

コズミック・ラテ

ベージュがないので、一番近い色を選んだけれど、カフェ・ラテのような色を想像してくださいね。

これについては次回。

(本当は読書覚書にアップしたいのですけれど・・・)

 

いつも

駆け足の

長崎

それでも

帰れないよりずっといい