ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌416~頭の中

到津の森公園

今朝の朝日新聞地方版に到津の森公園のことが載っていました。(城真弓さんという記者の署名記事)

元園長さんの写真より先に、ゾウさんの写真に目が惹きつけられ、そのまま記事へ。

これは少し前に読んだ『ゾウオロジー』の本の影響かな。

(ゾウオロジーについて知りたい方は右のリンクから《読書覚書》をクリックください。m(__)m)

キャプションに『木々や岩に囲まれ、まるで野生のゾウのようだ』とあります。耳が小さいのでアジアゾウですね。

城真弓さんのリード文をそのまま引用させて頂きますね。

北九州市小倉北区の到津の森公園が4月、開園20周年を迎えた。前身の到津遊園は赤字のため休園に追い込まれたが、今の名前の由来ともなったある「秘策」によって復活を遂げ、市民に愛され続けている。

さすがはプロのリード文ですね。

『秘策』って?」、「どうやったら赤字の園を『復活』させられたの?」と、続いて本文を読んでみたいと思わせるような巧みなキーワード

以下は本文から

獣医師の岩野さんが到津遊園の園長に就任した1997年の翌年、赤字による閉園の方針が公になった。「動物園や遊園地が子ども向けでやっていけたのは第二次ベビーブーム世代が子どもだった昭和50年ごろまで」と岩野さん。

第二次ベビーブームのベビーとは団塊の世代の子どもたちをさしますから、私より少し下の世代になりますが、昭和50年ごろ、このあたりのことは肌感覚顕著です。

余談ですが、昔長崎『スカイランド』という一大遊園地ができたことがありました。

スカイランドというくらいですから、高台にあったのでしょうね。

一度だけ、従弟家族と一緒に行ったことがありますが(余談の余談:その時生まれて初めて食べた「お好み焼き」、世の中にこんなマズイものがあるのかと思いました。今じゃ大好物なんですけどね)、その後すぐに閉園したようです。

これは逆にほんの少しだけ時代に先駆け過ぎていたのかもしれませんね。

マイカー時代は到来していましたが、一緒に行った伯父は車どころか免許も持っていませんでした。(はて?総勢8人どうやって現地へ?)

我が家のマイカーは、最初は中古のヒルマン、それからミニカ70(これで熊本旅行もしましたね、祖母も入れて5人も乗って←もう時効ですよね?)

その後、普通車になったのですが、車種は覚えていません。中学以降は家族で出かけることもなかったからでしょう。

だいぶ逸れましたね。

逸れついでに(ネットでスカイランドを調べたら)スカイランドは現在の三景台団地だそう。閉園の直接の原因は二度の台風被害だともありました。遊園地の後を宅地造成して、現在の三景台団地になったのですね。

さて、と、到津の森公園に戻ります。(ダラダラと文章を書く癖を改め、時間を決めて「30分」と区切っていたのにすでに1時間以上経過。途中であちこちに寄り道するからですが・・・)

存続を求める約20万人(市民の約4分の1)の署名が集まったため、2000年の閉園の2年後に市の施設として復活したのだそうです。園長は岩野さんが続投。

を残してほしい」という市民の声からヒントを得て、「植樹」に。

 揚げたのは「日本一美しい動物園」。四季折々の自然を彩る「森」を作った。園名が「到津の森」となったゆえんだ。

 「森」によって動物の福祉も向上した。

動物の福祉、これもキーワードでしょう。

 岩野さんは「これからの動物園は、動物の福祉をまず考え、地域性や独自性を生かし、わざわざ行きたいと思ってもらえるようにすることが重要」と話す。

うん、うん、私も「わざわざ行きたい」と思いましたもん。

自然に近い状態にいるゾウさんやキリンさんに会いに・・・(またまた余談、次女の彼はキリンが大好きでキリンの絵がとても上手!なので、一緒に行きたいな)

名誉園長となった岩野さんに代わり、4月から園長を務める梅崎淳一さん(55)は「動物がストレスなく過ごせる環境づくりとあわせ、子どもたちへの教育もできるような施設を目指す」と理念を引き継ぐ。

(中略)

岩野さんは言う。「今の動物園が最低ラインだと思ってやらなければならない。理想はまだ、はるか高みにある。

「今の(到津の森公園の)動物園が最低ライン」という考え方、素晴らしいですよね。

今日は実は1面、2面の記事(GeogleはじめGAFAについての記事)にも大いに興味をそそられたのですが、この件についてはいつか(いつかじゃないだろ~?)腰を据えて、書こうと思ってます。

五行歌誌「南の風」に、それらを扱った自作が、ちりぢりばらばらに掲載されているので、まとめてみるのも一興かと。

その前に伊藤先生からお預かりした写真をスキャンしないと。

どの写真をどこにどう配置するか、キャプションはどうするか、結構頭が痛いです。

では、ここでいったん下書きへ。

戻りました。

写真のスキャン後、一気に編集までブチ進みました。(やる気を出したらやれるじゃん!)

目次まで作成できたので、あとは校正と最終チェック。

でもここで「9割方できたも同然」と気を抜くと・・・詰めが甘くて毎度泣きを見るのでここはひとつ慎重に・・・ですかね。

5月中の出版は難しいですが、6月中にはなんとか出せるでしょう。

今日ここまで進んだので、5日鹿島錦展はこころおきなく堪能できます!

嬉しいなったら嬉しいな♡♡♡

最後に

糸ハルで購入した南天九猿、ひとつが八猿だったと書きましたが、それは置いといて、猿の頭はフウセンカズラの種なのだそうです。(知人に教えて頂きました!)

左:右側の猿が三匹しかおらず、ゆえに八猿。右:フウセンカズラの種は別名ハートの種子

別名ハートの種子というだけあって、♡型がくっきり。ホントにお猿さんの顔のよう。
こういうアイデアって凄いなって思います。

頭の中

感嘆符に

溢れている間は

まだ大丈夫

生きてて正解!