ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌424~溢れ返る

地蔵さまと私

私にしては珍しく朝7時前に新聞を手に取り、まずは1面のコラム天声人語に目を走らせたところ・・・

『地蔵さまと私』という、マイキーワードが飛び込んできました。

逸る気持ちを抑えて、本文を読むと・・・

写真家の田沼武能さんが、6月1日93歳で逝去されたことを受けての話題。

一部引用させて頂きますね。

原点は東京大空襲にあった。浅草の自宅近くで黒こげの幼児の遺体を見た。防火水槽の中に立った姿だった。母親が炎の熱から「せめて水の中に」と入れたに違いない。幼児の表情は神々しく、地蔵のように見えたという

田沼氏は父と同世代。父は8月9日の原爆投下で黒焦げの遺体を目の当たりにしていますが、3月20日の東京大空襲でも地獄絵図は同じだったに違いありません。

26面には田沼さんの詳しい記事も載っており、《生涯現役》のとおり、亡くなられる少し前まで精力的に仕事をされていたことがうかがえます。

読み終えた後、すぐに『地蔵さまと私』を検索。

定価667円の本がアマゾンでは1万円を超えており、発行元の福音館書店は品切れ中。

メルカリでは1000円でしたが、すでにSOLDの文字が。

ほかにも「著者直筆サイン入り」などとうたったサイトが見つかり、「アヤシイ」と思いつつもクリックしてみましたが、アクセスできませんでしたから、やはり詐欺まがいのサイトだったのでしょう。

今、再度検索したら、そのサイトは消えていましたから、削除されたのかもしれませんね。

それにしても新聞の影響って凄いですね。

本の内容については福音館書店はもちろん、くわのみ書房のサイトでも扱っていましたので、興味のある方はそちらをどうぞ。

朝日新聞といえば、5月21日の土曜版に、漫画家井出ちかえのことが載っており、半世紀以上前に夢中になって読んでいた「りぼん」を懐かしく思い出しました。

(それにしても井出さん、彼女の描く漫画以上にドラマチックで波乱万丈な人生を歩んでおられたと知り、びっくりでした)

これについても、いつか書こうと思っていたので、「いつか」なんて言っていないで、明日までには書き上げたいな。

「プルーストとイカ」にも似たようなことが書かれていたと思うのですが(記憶が曖昧)人は体験したことはもちろん、読書によっても「脳が変わる」はず。

読む前の自分読んだ後の自分は、当たり前ですが少し違う自分ですよね。

読んだ本によって人格が形成されると言っても過言ではないと思います。

さて、今日は母からの頼まれごと「推理小説ば、いっぱい買うてきて」を果たすべく、ブックオフに行き、ついでに要らない服や本、売ってくるかな。二束三文にしかならないけれど(売れたお金で母の本が買えるといいんだけどなぁ)

ということで、ここでいったん下書きへ。

帰ってきました、が、ブックオフには行っていません。

伊藤先生より「チップを送ってくれませんか?」とのメールが入ったのです。

「チップ?USBメモリのことですか?」と尋ねると「それだと思う。とりあえず、お昼ごろ電話する」とのこと。

昼まで待っていましたが、かかってこなかったので買物へ出ました。

データファイルのバックアップは自分のUSBメモリには入れていましたが、他のファイルも入っているので、先生に送るとなると先生関連のものだけにしておく必要があります。

それで新たに購入し、データを送っていつでも手渡たせる、もしくは郵送できる準備を整えて待っていたのですが・・・

午後3時にかかってきた電話で開口一番「先ほどの件は忘れて下さい」「?!」

ですが、すでにデータ保管済みのUSBメモリが手元にあることを伝え、郵送することに。

そんなこんなで、なんだか何もかも中途半端なまま、あと数時間で今日も終わりです。

明日も休みとはいえ、なんだか勿体ない一日でした。

目がチカチカして、頭も痛い。後頭部を押すとズンズン痛い。ここまで痛いのは久し振りだなぁ。

部屋全体も、本棚やタンス、机の引き出しさえもぐちゃぐちゃなまま。

それに呼応して頭もぐちゃぐちゃ。(頭が痛いのは単純にそのせいかも)

精神衛生上絶対良くない! わかっているのに、未だ全然片付いていません。

片付けられない自分を責めるという悪循環で、ますます頭痛が・・・。

いい加減、断ち切らないと、ですね。

明日こそは、捨てるべきもの絶対捨てまくるぞ!

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