共通一次
毎年この時期になると、40数年前に受けた大学入試共通一次試験のことを思い出します。
インベーダーゲームが流行し、新人類と呼ばれた私たち世代。
共通一次は、5教科7科目、1000点。マークシート方式。
私たちはその第2回目の受験生で、当時は国公立の受験生のみが受ける一次試験でした。受験生は32万人くらいじゃなかったかなぁ。
私たちの二つ上までは、国立一期校、二期校と二度の受験チャンスがありましたが、私たちの一つ上からは一次試験の自己採点結果によって、自ずと志望校が絞られるしくみ。
私の母校では、社会は世界史と日本史と政経に、理科は物理と化学と生物に特化していましたが(母校に限らず、それが一般的だったかも)あまのじゃくな私は世界史と生物のほかは、倫理社会と地学で受験したのでした。
倫社は、学年で10数人の希望者がいたため、新卒2年目の社会科教諭の補習を受けることができました(おかげで、かどうか、100点満点中97点とれましたよ、エッヘン)が、地学は全くの独学、というか、まともに勉強はせず受けたような・・・それでもおそらく化学で受けるよりはマシ、生物並みの点数は取れた記憶があります。
マークシートとはいえ、数学は数字をマークするので、あてずっぽうの解答で当たる確率はほぼゼロで、そそっかしい私は56÷2をなぜか23と間違えるという痛恨のミスをやらかしました。
もっともそれが正解だったとしても、志望校を受験するには全然足りない点数でしたが。
マークシートの導入初期から、傾斜配点が取り入れられていたら、もっと違った進路だっただろうなと今でもチョッピリ悔しいけれど、まぁ、仕方がないことですよね。
何より自分の努力が足りなかったのですし、
なにもかもひっくるめて、今の私、なのですから。
さて、今日は五行歌のYさんとマクドナルドで待ち合わせていましたが、あまりにも人が多く、うるさくて話をするどころではなかったので、Yさんのお宅にお邪魔することに・・・。
玄関の南天九猿やリビングの鬼凧(壱岐ではなく平戸で購入されたそう)にまず目を奪われました。こういう偶然っていいな、と。
それから見せてくださった屏風は、手刺繍が施された、それはそれは見事な作品でした。
Yさんは母と同世代、現在は退会され、読者会員としてだけの登録なのだそうですが、会誌に投稿した約5年間分の作品(二百数十首)を取捨選択して冊子にまとめたいとのこと。
なんとかお力になりたいと思っています。
今月のシフトはイレギュラーで、明日1日出勤すればまた休み。その休日には佐賀県小城のゆめぷらっと小城まで「がばいアーティストたち」のTシャツ展を見に行って来ます。その帰り、Mさんと落ち合ってお喋りする予定。
次の休みの20日は糸かお当番。23日は伊藤先生とお会いすることなり、その次の休みは南風歌会、その次は次女の義理の両親にあたるO夫妻と会食予定。
つまり今月残りの休みは、みな予定あり。
若い頃からこれくらいアクティブでエネルギッシュだったら、今頃は・・・ってまた言っても詮無いことですね。
意を決した大きな選択だろうと
意識下の小さな選択だろうと
分岐は分岐
その先に見える景色は
自ずと違ってくる