ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌714~どうにかしたいと思えば

パスポート申請

パスポートを申請するために、天神まで行ってきました。

場所はアクロス福岡の3階なので、年に数回は(Aクロスの会で)訪れていましたが、申請所に行くのは初めて。

申請書は予め様式をダウンロードし、必要事項を入力していましたから、あとは戸籍謄本と写真、それに署名のみでOK。

渡航の目的を聞かれた(必須の質問ではなかったようですが「初めてのパスポート申請=初の海外旅行」だった為、親切心から聞いてくださったのでしょう)ので、「ノーベル平和賞授賞式行動ツアーです。」と答えたら「あらぁ、それは良いですね。私も広島出身なんですよ。楽しんでこられてくださいね。ノルウェー、とってもいいところですよ。」と言ってもらえました。

ノルウェーでの授賞式のことについては11月1日のブログで「惜しかった!」と触れていましたが、以下その部分抜粋しますね。

今年のノーベル平和賞に日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が選ばれましたよね!

来月10日にノルウェーの首都・オスロで授賞式が行われるそうですが、それに参加しないかと父に手紙が届いていたのです。(11年前、被爆者代表の一人としてピースボートに乗船したからでしょう)

おそらく去年の父であれば、まだ何とか歩けましたから、参加したいと思ったはずです。(こんなチャンスはまずないですもんね!)

ですが、今年はもう殆ど歩けなくなっていますから、はなから無理だと、その手紙のことも今日になってようやく話題に。(ああ、せめて昨日だったなら!)

父が参加を打診されたのは「授賞式ツアー」ですが、父が行かない以上、(付き添いの)私だけが参加することはできません。

が、この機会に参加したいと思った家族は少なくなかった為か、「授賞式」には参加できないものの、他の行動は共にできる「授賞式行動ツアー」なるものが急遽組まれたようなのです。

こちらも、申込期限は過ぎていましたが、なんとかなるかも、とダメ元で原水協のスタッフにメールしたところ、「確約はできませんが、申し込みは受け付けます」と嬉しい返事が!

ですから、まだ「行ける」と決まったわけではありません。

何分、期限を過ぎてからの申し込みなので、行けなくなる可能性も十分にあります。

それでも、今パスポートを取得しておけば、このノルウェー行きがダメだったとしても、夫と二人で台湾くらいまでなら行けそうですもん。

それはそれでよいかな、と。

それにしても、還暦を過ぎて初の海外旅行とは。

学生時代、一度そのチャンスがあったのに、それが潰れて以来、40数年、機会がなかったんですね~。お隣の韓国すら行ったことがありません。

学生時代のたった一度のチャンスーー当時、父が留学を勧めてくれていたのです。

私の不器量を心配した親心からか「(英語)教員なら男女同一賃金やから一生困らん」から「県短の英文科に行って、途中で2年間アメリカに留学して、4年で卒業すればいい」と。

アメリカには父の従姉妹が永住していたこともあり、その点でも娘を送り出すことに心配はなかったようなのですが・・・いかんせん、折も折に、両親が一時的とはいえ離婚、別居とあいなって、留学の話は立ち消えに・・・。

間の悪さ、タイミングの悪さは、これに限ったことじゃなく、ジョークみたいな人生だけれど、それはそれで面白い。

そんなこんなで、「今」があるんですもんねぇ。

 

どうにかしたいと思えば

どうにかなるものらしい

吉と出るか

凶と出るかは

不明だが