ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌723~ゴリラとチンパンジーより

翻訳作業開始

母の被爆体験をまとめた冊子は数ページでしたので、英語への翻訳もすぐに終わりましたが、父の体験記は書籍版で20数ページあるため、丸一日がかりとなりました。

Copilotクンを立ち上げるまでもなくWordで作業中にそのまま翻訳ツールを用いたところ、あっという間に、一応の形にはなりました。(校閲、校正はまだで、これには相当の時間がかかると思います。何しろ英語力が貧弱ですので)

それにしても、昔と比べるとかなり精度があがっていて、舌を巻くほど。

ここで、その「昔」の話を少し。

20年ほど前、小学校の支援員をしていた頃、ALTが来るというので、ある男性教員が学校の規則(「授業中は喋らない」とか「廊下は走らない」など)を翻訳機能を使って英文にしていました。

彼がプリントアウトしたものを見ると(正確には覚えていませんが)

Don’t run "廊”

みたいな感じだったと思います。意味の分からない文字はそのままの形だったのですね。(ほんとに隔世の感があります!)

今でもルビをつけたところ(このブログでは、ワードのようにルビが振れないのでわかりづらいですが、たとえば「井樋ノ口」の上に「いびのぐち」とルビを振ったところ等)はそのまま漢字で出力されましたので、そこは何とかならないものかなぁと思います。

山や川、橋などはちゃんと英語になり、稲佐山は [Mt.Inasa] となった(Mt.Inesa ではなく)ので、ある程度の知名度がある固有名詞は正確に出力されるのですね。

難しい漢字は中国語読みのようになることもありました。(「梁川橋」が  [Yanagawabashi] ではなく [Liangchuan Bridge] のように。この場合は [Yanagawa Bridge] が正解だと思います。地名ではなく橋の名前ですから)

地名の「蛍茶屋(ほたるぢゃや)」[Hotaru tea house] となったのには思わず笑ってしまいました。(お茶目~~~♡)

それから「花子(Hanako)」や「花代(Hanayo)」のように [o] で終わる人名は男性と判断するようで、代名詞がすべてhe,his,himになります。

これはまぁ仕方ないかなとは思います。西欧では JulioとJulia のようにoが付けば男性、aがつけば女性名ですもんね。(男性名詞、女性名詞、中性名詞などがなぜ存在するのでしょうね。英語は「ない」からまだいいけれど)

日本語に多い擬音語擬態語も概ね適切だったのには感心しました。

「ぺしゃんこ」は[Pesyannko]とそのままのところもありましたが、別の文脈で「建物はぺしゃんこに潰れていた」は [The building had collapsed] と大意を捉えて翻訳されていました。

主語を省くことが多い日本語ですから(文脈から分かるはずなのに)代名詞が間違っているのは多く見られましたが、これくらいの間違いは私でもすぐに見抜けるので、訂正作業は苦ではありません。

翻訳画面を一部貼り付けますね。さて、間違いが何ヵ所あるでしょう?(私にも正解はわかりません)

津水を「つみず」ではなく「つすい」としたのは間違いのうちには入らないでしょう。長崎市民でもこの地名を知らない人はいると思いますので。

「下駄の鼻緒」[the thong of the clogs] ですか・・・

こういう場合は逆翻訳も試してみます。すると・・・「下駄のひも」となりました。

「下駄」[clogs] とするしかないのでしょうか?なんとなく「つっかけ」のようなイメージなんですが・・・調べてみると「木底の靴」の意味もありますから、下駄は底だけでなく全部木だけれど、まぁ、そう言うしかないのかもですね。(これだとオランダの木靴を想像しちゃいそう。)

さすがに「鼻緒」は無理でしょうね。

 

主語の訂正は容易と書いたばかりなのに、主語の問題は厄介かもという例に遭遇。

逆翻訳してみると、間違いが分かりやすかったです。(下がその例)

「おにぎりを手渡した」のが「私」なのは、理解してくれたようですが、おにぎりを食べたのも「私」になっています。(「弟たち」が当然だと思ってはいけないんですね)

こんな調子で進んでいたら、完全に翻訳するには思った以上に時間がかかりそうです。

翻訳は英語や仏語などに限らず、かなりの言語に対応しており、ノルウェー語ももちろんありました。

英語が終わったら、その英語からノルウェー語にしてみるのも面白いかもしれません。

ゴリラとチンパンジーより

ヒトとチンパンジーの方が

近いのだという

その差分のどこに

これほどの言語能力が?