ナカミは番外編
前回「番外編はラスト」と書いた手前、通常パターンに戻さざるを得ませんが、なにせ、ここ最近は実家のこと以外ネタがありません。
ですので、内容的には続番外編でありつつも、そろそろ五行歌は再開します。
さて、色々とご心配おかけしましたが・・・
思いがけず、急展開となりました。
あれほど頑なだった父が、かかりつけ医に「(施設などに)行ってもいい」と答えたのです。
肉体的にも、精神的にも、限界を超えていたのか、
誰かに背中を押してほしかった、あるいは最後通牒を突き付けてほしかった、のかもしれません。
訪問診療の日、事前に母を遠ざけ、医師に「医者嫌いの父が、先生のことだけは尊敬しています。先生の言うことなら、聞くと思います。」とこっそり囁いておいたのです。
「尊敬」が功を奏したのかはわかりませんが、いつになく医師は親身な口調で、
「〇さ~ん、もう奥様との二人暮らしは難しいと思うのですがね~~」とゆっくり、はっきり、大きな声で話しかけてくれました。
父は「まだ大丈夫です。娘が・・・来てくれてますから・・・」と答えましたが、
「そうですか~。でも、娘さんも福岡から通うのは大変ですよ~。ご家族もあるんですから~」とやんわりと制し、続けて「ご自宅をずっと離れなくてもいいんですよ~。ショートステイっていうのがあってですね、4日そこで過ごして、3日ご自宅に戻るとか、そういう生活、まず、ちょっとやってみられたらどうですかね?そうしたら、奥様はじめご家族も長く支えていきやすいと思うんですよ~」
この言葉を、4ケ月前、母が同じことを「しでかした」時に言って欲しかった!と思いながら聞いていたところ、父はゆっくり、
「わかりました。行きます。行ったり来たりじゃなく・・・」とショートステイではなく、施設に入るというような感じで答えたのです。
これには医師も看護師もびっくり。(もちろん私も!)
「そうですね、それがいいと思いますよ!」と医師は自分の役目は終わったとばかり、診察もそこそこに「じゃ、あとはケアマネとご相談ください。こちらからも連絡入れておきますから」と早々に帰って行かれました。
この後、神ケアマネさんから電話が入りました。
「看護師から連絡があって『気が変わらないうちに、はやくどこか見つけて入所させてください!』と言われた」そうです。
「先生の所(内科のほかにショートステイも、特養も持っている)をお勧めしなくていいんですか?勝手にこちらでご案内していいんですか?」と皮肉も交えて、念の為確認したところ、「とにかく気の変わらないうちに」で、電話は切れたそう。
神ケアマネさんは、かかりつけ医に義理立てする必要もなくなったと、吹っ切れた口調で「いくつかお調べして、折り返しご連絡しますね!」
で、介護付き有料老人ホームと、住宅型、介護型併設のホームの2ヵ所に、こちらの希望日にあわせた見学のアポを即日取ってくれました。
さらにその見学日、ケアマネさんも同行してくださることに。
なんだか、あれよあれよという間でした。
進むときは一気に進むものなのでしょうか?(まだ予断は許せませんが)
ただ・・・父の気力・体力もまた一気にガタっと落ちた感じです。
「諦め」のせいか、覇気がなくなり、昼間も寝てばかり。(ただし、食欲は旺盛で、排便も毎日)
明日は一日こちらで過ごしますが、1日から4日までまた長崎です。
憎んでいた父なのに
「好きなものを
食べさせてあげたい」
と思う気持ちは
どこから湧いてくるのだろう