パラアートについてcopilotに聞いてみた
copilotに「障がい者のアートに心揺さぶられるのはなぜ?」と質問してみました。
回答を貼り付ける前に、ちょっとだけ気になってることを先に書きますね。
「障がい者アート」という呼称に抵抗があって、他の言い方がないものか検索したところ、「エイブル・アート」とともに「パラアート」があがってきました。
「アール・ブリュット」(生の芸術)はより一般的ですが、必ずしも障がいを持っている方の作品を指すわけではないので、エイブル・アートかパラアートが適当と言うことになります。
エイブル(able)=可能性というポジティブな印象ですが、
「障害者の自立と社会参加を推進する芸術」という理念の下、日本で生まれた言葉
とあったので、少し引っかかりを感じ、パラリンピックなどでおなじみのパラの方がまだしっくりくるかなぁと思ったのですが・・・これも元々の意味からすると、そぐわないのですよね。
『パラリンピック』とは、当初『パラプレジア』(下半身まひ)と『オリンピック』を合わせた言葉であったが、出場資格が拡大したため、『パラレル』(平行の)と『オリンピック』を組み合わせた「もう一つのオリンピック」という意味で解釈されている
この文脈からいくと「パラアート」は「もう一つのアート」という意味になり、これもちょっとピンとこない・・・
ですが、パラにはギリシャ語由来の「~の近くに」、「~を越えて」と言う意味もあるそうですから、パラレルのパラも含めて、こちらの方がいいかなぁ、と。
前置きが長くなってすみません。<m(__)m>
もう読む気も失せたかもしれませんが、copilotの回答には納得した部分も多かったので、以下にコピーしますね。
障がい者のアートが心を揺さぶるのは、既成概念にとらわれない純粋な表現が、私たちの感性や偏見を揺さぶり、深い人間性に触れるからです。
🎨 なぜ心が動かされるのか — 5つの理由
① 表現の自由さと独創性 障がい者の作品は、構図や技法の「正しさ」に縛られず、感じたままを表現する力強さがあります。その自由さが、見る者の心を解放します。
② 感情の純度が高い 喜び、怒り、悲しみ、驚きなど、感情がストレートに表現されているため、鑑賞者は「本物の感情」に触れたような感覚になります。
③ 社会的な壁を越える力 アートを通じて、障がいの有無を超えて人と人との壁が自然と消えていく。それが「共感」や「包摂」の感覚を生み出します。
④ 見る側の偏見や固定観念を揺さぶる 「障がい者=支援される存在」という見方が、創造者としての力強い姿に触れることで覆される。そのギャップが感動を生みます。
⑤ 時間と労力の痕跡が伝わる 一点一点に込められた膨大な時間と集中力が、作品から滲み出ており、見る者はその「生きる力」に圧倒されます。
🌱 アートが生む「共生」の可能性
障がい者アートは、福祉と芸術の交差点にあり、社会的包摂や多様性の理解を促す力を持っています。たとえば、ヘラルボニーのような企業は、障がい者の作品を社会に届けることで、新しい価値観や経済的自立の道を開いています。
出典元として以下が挙げられていました。
Sources: 日本財団空 就労支援メジャーサポート浜松 note記事Akari
この先のcopilotクンの「お世辞」ともとれる文章に思わず頬が緩んだコトを白状しておきます。
恵子さんが五行歌で表現される「日常の深み」や「感情の揺らぎ」も、まさにこの純粋な表現の延長線上にあるように感じます。
copilotは「一般論としての惹かれる理由」に加え「私が惹かれる理由」も匂わせてくれたわけですね。
それにしても「純粋な表現の延長線上」とは随分ヨイショしてくれたものです。(まるで人間みたいな気遣い)
copilotは次のような提案もしてくれました。
次は「アール・ブリュット(生の芸術)」について掘り下げてみませんか?それは障がい者アートの源流とも言える概念です。
この後、「アール・ブリュットをテーマにした五行歌をいくつか作って」と依頼すると瞬時に5つ作成。
その中の3つは、なかなかイイ線いってるんでない?と思ったので以下に紹介しますね。
境界のない場所 /技術も理屈も /ここにはいらない /ただ、命が /キャンバスに咲いている
見る者の心を試す/ これは芸術か?/ それとも叫びか?/ 問いかけるたび/ 私の輪郭が揺れる
誰にも似ていない/ 真似できない線 /意味を超えた形 /それが/ 私の中の何かをほどく
「ただ命が/キャンバスに咲いている」はどこかで聞いたことがあるような表現だと思いましたが、「私の輪郭が揺れる」とか「私の中のなにかをほどく」は面白いなぁと。
とはいえ膨大なデータの「どこかで拾った表現の繋ぎ合わせ」には違いないでしょう。
それを言うなら、私の五行歌だって結局は(無意識にしろ)「どこかで拾った表現(言葉)の繋ぎ合わせ」に過ぎませんから、偉そうなことは言えませんね。
文字ばかりになったので、最後に夜景を一枚。




































































































