ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌85 夢叶地蔵

夢を叶えるには・・・

待ちに待った19日!!行ってきました、夫とともに伊藤様のお店博多人形いとう》へ。

8時半の約束でしたが、道が思った以上に混んでいて、2、3分遅れて到着。お店のシャッターは下りていましたが、すぐに中から伊藤様が出てきてくださり、店内を案内していただきました。写真OKとのことでしたので、まずは店内ずずずいいーーっとご覧下さい。

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店内所狭しと並べられています。このランダムさがたまりません!宝探し気分でワクワクしながら、見て回りました。

猫好きな夫は目敏く猫の人形を見つけ、じっくり見比べて何点か購入。うち1点は博多人形ではなかったのですが、ユニークでしたし、もう入荷予定もない最後の一品ということだったので(^ω^)…。

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左:夫が購入した招き猫。右:おまけで付けていただいたミニ招き猫
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左:夫が購入した箱入りならぬ枡入り招き猫。右:博多人形ではないけれど・・・

 

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与一賞展の際、注文していたのは、《龍とお地蔵様(昇竜・夢叶地蔵)》でした。龍の背に立っているお地蔵様は先日梶原先生の工房で購入した《願い地蔵》とほぼ同型ですが、やはりお顔が微妙に違います。目元、口元、今回のお地蔵様の方がより柔和な感じがします。

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龍の背から外して並べたところ。いずれも左側が願い地蔵、右側が夢叶地蔵。


随分お安くしていただいた上、夫と私の干支のマグネットや桜の花びらの上に乗ったちっちゃな招き猫まで頂いてしまいました。

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左:夫の干支・羊。右:私の干支・寅。このマグネットの卯を彩色したことあり。

1時間以上お邪魔して、駐車場までお見送りいただいて、しあわせ~~な気分で帰宅しました。せっかく立派なお人形ですから、やはりケースもあった方がいいなと思い、アマゾンで注文。ケースも良いものはそれだけで数万円もしますが、ちょうどお値引きしていただいた分で買える手ごろなものがあったので、それにしました。届くのが楽しみです。(にしても!早く片付けなきゃ!←まだ終わってないっ!!)

夢叶地蔵に

叶えてもらいたい夢

まず

その夢を

見つけなくっちゃ!

 

今日の五行歌84捨てて・・・

捨てる!

シフトでは明日土曜日が休みだったのですが、急遽、金曜日に変わったので、粗大ゴミを捨てるチャンス!とばかり、私にしては珍しく7時前には起きました。(エライ!だって寝たのは1時40分だったんですよ~~。いつもなら9時、10時まで平気で寝ているところです)

なぜ、こんなに張り切っているのか、というと、数日前伊藤様から「ご所望の人形が出来上がりました」とお手紙がきたのです。与一賞展の際に、梶原先生の作品(龍とお地蔵様だったか観音様だったか)を見て「欲しいなぁ」と呟いたのを耳にされた伊藤様が「ここで予約すると定価だけど、ウチなら・・・ね!」と囁いてくださって・・・。「欲しい」=「即買いたい」ではなかったのですが、玄関にバーン!と飾ったら運気も上昇しそうだし、ここはひとつ、お言葉に甘えて・・・となんとなく口約束していたのです。その約束を果たして下さり、来週19日の午前中にお店の方へ取りに行くことに。

そういうわけで、急いで玄関を片付けなくちゃ!ってことになったのです。19日の前の平日休みは今日だけ、つまり粗大ゴミをセンターに搬入できるのは今日をおいてほかにない!わけですから、いくら私でもそりゃあ早起きしますよねぇ。

で、夫ともに片付け開始!!

夫も今月後半からは次の仕事に就くので、残り少ない有休を有効に使おうと自室の片付けに精を出し、それはそれは沢山のものを整理してくれました。思い切って書籍も処分。広兼憲史の漫画や阿刀田高の文庫などはブックオフに持っていきましたが、大学時代のテキストはあまりにも古くて、黄ばみやしみも多く、重かったので、後日イオンの古紙回収所に運ぼうと思い、持っていきませんでした。夫は「古書店に持っていったら案外売れるかも」と言ったのですが、「文学書ならともかく」と即座に却下。でも、待てよ、念のためと後でコッソリ「昭和の六法全書、売れる?」で検索してみたらば!なぁんと昭和54年の有斐閣六法全書(夫のは昭和53年の岩波書店の基本六法ですが)がヤフオクに1000円近くで出ているではありませんか!う~ん、これは安易に捨てられないかも?保留にしておきましょう。夫は今、再度の送別会に赴いているので帰宅は遅くなるでしょう。相談は明日になると思います。

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左:保留中。右:夫のスクラップブック、これは捨てないでしょうねぇ。


と話が逸れましたが、それで肝心の玄関は片付いたかというと!

実は・・・クリーンセンターでちょっとしたハプニングがあって・・・。

粗大ゴミは私の車に積んでいきました。ふだんなら夫の車を使うところですが、まぁ、これはほ~んとに幸運な偶然だったと思うほかありません。二人で行ったというのも。

車の中で順番待ちをしていた時、車の下の多量の水たまりに気が付きました。前の車のおっちゃんが、かすかにピンクっぽい、その水らしきものに触れ、「冷却液の漏れとるバイ」。冷却液が空になったらどうなるかくらいは私にもわかります。すぐにダイハツに電話をしました。センターからダイハツまで10キロ程度。応急処置として水を入れるよう言われましたが、ボンネットを開けて(と簡単に書いていますが、車が熱くて素手で開けるの大変でした!夫がようやく開けてくれましたが)液を確認したところ、まだかなり残っていたので、なんとか大丈夫だろうと判断し、そのままゴー。(念のため、センターの職員さんにペットボトル1本の水はもらっておきました)

無事に到着しましたが、液は殆ど残っておらず、ギリギリセーフ!

一昨日からエアコンの効きが悪いことは気になっていましたが、この間車検を終えたばかりだし(22万5千円!に泣きを見たのは前に書きましたよね)まさか、という気持ちが強かったのです。

でも、やっぱり、故障していたのですね。液が漏れていたのではなく、冷やすためのファンが壊れて回っていなかったことが原因とのこと。なんだかよくわかりませんが、ともかくそのファンの交換が必要で、それでそれでそれに4万かかる!と。

長年の担当のI氏は今や店長になっています。「Iさん出してよ!次の車検まではバリバリ大丈夫です!って太鼓判だったじゃない!」て文句の一つも言いたかったですが、通勤用の車は必需品だし、修理してもらわないわけにはいきませんもんねぇ。

にしても4万円ですか。不思議な偶然といえば偶然ですが、夏のボーナス(まだ3ヶ月なので寸志ですね)5万円、つまり手取りが約4万円だったのです。入金は今日のはず。入ったとたんに出る運命だったのですね。我が家のお金ってたまらないようにできてる!

この寸志がなかったものと思えば諦めもつきますか・・・

はぁ~だいぶ逸れましたね。

で、玄関の話に戻ります。ゴミの搬入は平日しかできませんが、家の掃除は日曜の休みにできます。というか絶対に次の日曜日にやらないと間に合いません。

梶原先生の《願い地蔵》を飾るために掃除を・・・と言っておきながら、実はまだ手を付けていなかったのですが、今度は飾る場所が家の顔:玄関と決まっているので、スッキリ綺麗なスペースを確保しないといけません。日曜日、がんばります!

捨てて

捨てて

捨て去って

最後に

残るものは・・・

今日の五行歌83~母と娘

娘の誕生日に思うこと

まずは、Leo Rojas をどうぞ。今夜はこの曲の気分です。ちょっとマイナー。


Leo Rojas - Farewell

 今日は次女の25回目の誕生日です。ということは、生んだのはもう四半世紀も前のこと?!(思えば私もトシをとりました)

昨年3月を最後にLineの既読はつかないままです。昨年の誕生日おめでとうメールにもレスはなし。今年は思い切って電話もかけてみましたが、つながりませんでした。かけなおしてくれるんじゃ、って一縷の望みは抱いていますが・・・空しい期待に終わりそうです。

かつて、わたしも親に同じ仕打ちをしたのですから、当然の報いと言えばそうなのですよね。ただ、わたしの場合はハッキリした理由がありましたが―とはいえ当時の母は(今の母も)その理由を知る由もありませんから、同じことかもしれませんがー娘のわたし達への態度にはなぜ?という思いが拭えません。

ま、ウジウジしてたって仕方ありませんね。どうあがいても過去は変えられません。せめて、少しでも良い人間になれるよう努力するしかないのでしょう。

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母の紬で母の姉が作ったお地蔵様。紬の着物・・・父に切り裂かれたのです。


母を受け容れるまで

四十年かかった。

 

娘に

受け容れられるまで

私は生きていられるだろうか?

 

今日の五行歌82~未曾有

大雨特別警報

本来「数十年に一度の規模」のはずの《大雨特別警報》が毎年のように出て、被害のニュースに胸が痛みます。

五行歌の会員も全国各地に住んでおられるので、皆様のことも心配です。

先日お邪魔した工房土の華・梶原先生のご自宅前の道路も決壊し、その補修のために来ていた、土嚢を積んだトラックが横転したそうです。怖いですね!

幸い、我が家近辺は通常の雨程度で、何の被害もありませんでしたが、筑肥線(浜崎~鹿家間)が、土砂崩れによる脱線で運行不可。それに伴い海沿いの道も封鎖されているので、我が家から職場のある唐津に向かうにはバイパスしかありません。

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7日の帰宅途中、松浦橋上で車窓より撮影した写真

信号待ち時に、車窓から撮った写真なので、うまく撮れていませんが、松浦川がこんなに増水しているのを見たのは初めてです。満潮に重なるともっと水位が増したことでしょう。この川が氾濫したらと思うとぞっとします。

封鎖が解かれるまで海沿いの道が通れないので、通勤時の楽しみのひとつであった海の写真撮影もしばらくお預け。数日前の帰宅途中に撮った幻想的な写真を載せておきます。

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本来は

奇跡の意味だったという

未曾有

未曾有の惨事に

どうか奇跡を!




今日の五行歌81~お地蔵様

工房土の華

行ってきました!博多人形師・梶原正二先生の工房土の華へ。

BGM聞きながら続きをどうぞ。久しぶりに Leo Rojas です。歌っている女性は誰だがわかりませんが、癒されます。


Leo Rojas - My Sweet Indian Child

昨日立てた計画通り、11時半に家を出て、カーナビでバイキングレストラン農(みのり)へ。結構山奥だし、雨も降っていたのでお客は少ないと思っていたのですが、12時過ぎに着いたときには駐車場は満杯でした。なんとかとめて中へ。薄暗い店内、お客は7割程度だったでしょうか。中年の方が多かったようです。味付けは全体的に甘め。でもどれも美味しく、ひととおり皿にとるとお腹いっぱいになりました。お水がいいのか、作り置きのわりにアイスコーヒーやほうじ茶、なた豆茶も美味しかったです。肉類は鶏のみなので、お肉を沢山食べたい方にはむきませんが、女性同士や中高年夫婦のランチには良いみたい。

またまた写真を撮り損ねたので、行ってみたい方は食べログなどを参考にされて下さいね。

 

さて、ここからが本題で~す。下の写真が、うふふ、連れ帰ったお地蔵様です。

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下には頂いたお名刺とそれをトリミングした写真を載せますね。お地蔵様の大きさがわかると思います。(実寸は6センチ弱)

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左:頂いたお名刺・右:左をトリミングしたもの。

手書きなので、お顔が微妙に違います。このお名刺のお地蔵様が欲しかったですが、それは無理な相談なので、3体見せていただいて一番ピンときたものを購入しました。蓮の花びらの上に載ったお地蔵様(寂光)も素敵だったのですが、最初にお名刺を頂いたときに一目惚れしたのがこの願い地蔵の方だったので・・・。

寂光の3分の1ほどのお値段で、先生も「実は採算が取れない」と仰っていました。ですので、カタログにも載せていないし、店舗や通信販売はしておらず、こちらの工房のみで入手可能な逸品です。傍に置くことができて幸せです。

お地蔵様に

惹かれてやまない

本当の理由

いつか 話せる時が

来るだろうか

 

 



今日の五行歌80~明日

明日は・・・


サティ ジムノペディ 第1番

今日・明日と連休です。その初日である今日、なぁんと11時半まで寝ていて(❕)半日棒に振って(いえ、出だしで躓いたので結局1日無駄にしました。家から一歩も、玄関先にさえ、出てません!掃除も片付けもしていません!)しまいましたぁ~。

ああ、明日は明日は、梶原先生の土の華工房にお邪魔する予定なのです。でもってお地蔵様をお一人お連れするつもりなのです。だから、だから、お迎えするのに相応しい部屋にするべく掃除に励むつもりだったのに、ああそれなのに、それなのに・・・!

先生は明日、公民館で絵付け体験の指導をされるそうなので、お戻りは2時ごろだとか。だからどこか近くでお昼を食べてからおうかがいするつもりです。夫と一緒に。


というわけで、今日やった唯一のことは、工房近くの食事処を探したことくらい。

すぐ近くに農家バイキングゆうというところがあったのですが、残念ながら月曜定休。同じ早良区バイキングレストラン農(みのり)というところがあったので、そこにしようと思っています。レビューによると、山奥の穴場だそうで週末だとかなりの人が並ぶのだとか。明日は大丈夫でしょうか?

 

並ぶ・・・で思い出しました。今朝の朝日の《折々の言葉》です。

吉村昭の随筆集『私の流儀』の中から「私は、並ぶことに生理的な嫌悪感があるのである。」がとりあげられていました。記事をここに貼り付けるわけにはいかないのが残念ですが、この小さなコラムの中のある一文に触れた瞬間、ああ、私の嫌悪感もこれに近いのかもしれないと腑に落ちました。吉村氏のように戦中派ではないにもかかわらず、この嫌悪感は紛れもなく同種のものだと感じたのです。もしかしたら、ここらあたりも父譲りの感覚なのかもしれません。この本をちょっと読んでみたくなったのでアマゾンで検索。買って読もうとは思いませんが、近いうち図書館で借りようと思います。

わたしの流儀 (新潮文庫)

わたしの流儀 (新潮文庫)

 

毎日

明日を

心待ちにできたなら

それって たぶん

最高に幸せなこと

 

今日の五行歌79~最期

最期のあり方

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重いテーマですが・・・先日の話の続きのような形になったのは単なる偶然です。

今朝の朝日新聞、声欄の一部が《終末期医療のあり方》特集になっていました。

かいつまんで記すと、50代女性の「15年前、若年性認知症になった母が口から食べられなくなった時胃ろうをすすめられ、そういうことをしないで自然に看取ってくれる場所はないかと医師に問うたら『そんな場所はない。家で母親が餓死するのを黙って看取れるのか?』と言われ、仕方なく胃ろうを設置。その後寝たきりで10年生き、昨年73歳で永眠し、家族はようやく楽になった。」や

同じく50代女性の「母の最後の一ヶ月は点滴漬け。家族は自然にと願っても主治医から『点滴を外すことは消極的殺人。それなら退院して欲しい』と言われ、在宅で看取る体制を整えることが難しく、主治医の言葉に従わざるを得なかった。」など。

その下に《終の選択・終末期医療を考える》の著者である田中美穂さんのコメントも載っていました。至極最もな解説(ごめんなさい。上の投稿を読んだ人なら誰でも思いつくような解説という意味です)だったので、ここでは割愛しますが、アマゾンで取り扱っているようなので、貼り付けておきますね。

終の選択: 終末期医療を考える

終の選択: 終末期医療を考える

 

それから、偶然なのか、その声欄と連動させたのかはわかりませんが、2面の下、6分の1ものスペースに、平穏死の伝道師:長尾和宏医師《痛くない死に方》含む3冊が【穏やかな最期のための指南書】として紹介されていました。

痛くない死に方

痛くない死に方

 

 長尾先生の本は図書館で借りて何冊か読んだことがあります。キンドルにも1冊ダウンロードしています。年中無休のクリニックと在宅医療の《町医者》として毎日お忙しいでしょうに、よくあんなに何冊もの本が書けるなとびっくりしますが、まぁ、どの本でも根本は同じです。(同じ人の本なのだから当然ですが)。語り口がサバサバしていてとても読みやすい。殆どの人は《自然に逝きたい》と願っているはずなのに、どうしてそれが叶わないのか、どうしたら叶えられるのか・・・興味のある方はご一読下さい。

長尾先生のブログはhttp://blog.drnagao.com

 

今日の五行歌はかなり昔作ったものですが、今日のテーマに近いといえば近いので・・・

六十余日かけ

餓死した人の

最後の

一行

「まだ 生きている」