父の被爆体験記
前回の帰省時に託された、父の被爆体験記をデータ化しています。
wordへの入力は完了しましたが、加筆修正をしなければなりませんし、脚注や地図も必要でしょう。
被爆関連の画像の中には、完全なフリー画像(言葉が変ですが、フリー画像の殆どは本当の意味でフリーではない)もあるので、使わせていただくつもりです。
とはいえ、内容の殆どは、朝日文庫のナガサキノートに収録されているので、いまさらあえて作り直すこともないのかもしれませんが、「遺しておきたい」という父の気持ちは大事にしたいと思います。
そのナガサキノート、たまたま糸島図書館にあったので借りてきて読んでいるところです。
父以外にも30名程の方々の被爆体験談が、若手記者たちによる聞き書き(2008年8月から2009年5月まで朝日新聞長崎版に掲載)の形でまとめられています。
親世代ですら戦争を知らない若手記者とはいえ、プロなので、その筆力は確か。
何日かに渡るインタビューの中から要点を抽出し、臨場感溢れる文章になっています。
このナガサキノートには続編のナガサキノート2もあるのですが、なぜか絶版(?)のようでアマゾンでの取り扱いは中古本のみ。しかも5000円近い高値がついています。
美輪明宏さんの体験談も載っているそうで、読んでみたい気はしますが・・・。
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生まれてきた
すべてのものに
死んでしまった
すべてのものに
死んでしまったすべてのもの・・・とは約40億年前から始まる生命の歴史上の全ての死んでしまったものをさします。もちろん絶滅したものも含めて。
わたしたちは生まれてきたものの子孫であることは確かですが、死んでしまったものがいたからこそ、生まれてきた側面があるのも事実ですから。