ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌番外編②

壱岐一泊旅行その②小島神社&山本真珠

はい、続編です。

こどもの作文のように時系列で書きたいところなのですが、今回はインパクトの強かった順で記していきたいと思います。

途中おおいに脱線するかもしれませんが・・・。

15時に繁屋千賀荘にチェックインしたあと、プライベートビーチを散策し、時間を見計らって、小島神社へ。

小島神社は普段は海に浮かぶ島にあり、干潮時前後、数時間だけ海から参道が現れて参拝できる霊験あらたかな(?)神社で、壱岐のモン・サン=ミシェルと呼ばれているそう。

(そういえば、二丈の箱島糸島のモン・サン=ミッシェルなんだとか)

この日の干潮は16時頃だったので、幸運にもチェックイン後に見に行くことができたのです。(千賀荘から小島神社までは車で15分程)

翌日の干潮時は、帰りのフェリーの中なので、この日、この時間をおいてはチャンスはありません。これはもう、いの一番に行くっきゃないでしょ!

鳥居に向かって歩いている男性はマイ・ダーリン♡です。

木々の後ろに回るとまた鳥居

鳥居をくぐって上り切った先に小さな小さな神社

信心のカケラもない私ですが、せっかくここまで息せき切って上ったのですから、おみくじを引こうと財布を開けるも・・・硬貨は5円と1円しかありませんでした。

で、おみくじは諦め、お賽銭は5円・・・ご縁がありますように・・・ってことでおゆるしください。


長崎県観光連盟公式チャンネルから動画を貼り付けておきますね。


www.youtube.com

 

この小島神社のすぐ近くに、プランの中に入れていた真珠加工体験のできる山本真珠があったので、もちろん、行ってみました!

迎えてくださった男性(社長さん)に「予約なしの飛び入りの体験は無理ですよね?」とお聞きしたところ「明日ならいいよ。9時から10時まで以外なら」ということで交渉成立。

「では8時半に」とお約束したのですが、諸事情あって、結局翌日の10時に体験。

その前に、社長さんが面白いものを見せてくださいました。

山本真珠の社長さん、カキハウス内海湾も経営されています。
五右衛門風呂で沸かした湯を下の浴槽に注ぐミニ露天風呂

一棟貸しのゲストハウス宿泊客だけに提供する予定の露天風呂で、この日初沸かしだったのだとか。
とてもユニークなアイデアマンの社長さんで、お話もとっても面白かったです。

さて翌日、いそいそと再訪問。

体験工房内に横たわるオオカミはインパクト大。

まるで寝そべっているかのように見えますが、毛皮のみです。下にクッションが入れてありました。

真剣な目で真珠を選んでいる夫。真珠に関しては目利きです。

体験と言いつつ、結局真珠の穴開けは社長さんがしてくださいました。

企画としては、女子旅向けの真珠アクセサリー作り体験のようでしたが、この日私たちのすぐあとに来たのは男性二人組。それぞれ奥様と彼女へのプレゼントにブレスレットを選ばれました。

ちなみに作れるアクセサリーはペンダントトップ(2400円)、ブレスレット(4000円)、イヤリング(6000円)の三種類。

珠はすべて7ミリ玉。

私が夫に作成を頼んだのはペンダントトップ。

真珠に詳しい夫は「一粒のペンダントにするには7ミリは小さすぎる。せめて9ミリはないと・・・」と別のものにする方がよいように言いましたが、もとよりアクセサリーが欲しかったわけではなく、夫が真珠を扱うところが見たかっただけなので、ペンダントトップで充分でした。

で、7ミリ玉のペンダントトップを作成、購入したわけですが、夫の「せめて9ミリ」に反応した社長さん「体験用じゃないけど、9ミリと10ミリの製品ならここに置いてますよ」と隣のカキハウス奥へ案内。

「巻きはいいものですよ。真円じゃないから安くで出しているけど」

真珠は形と色、巻きの厚さ、照り、艶のようなもので決まるのでしょう。

夫は9ミリの製品を全て見比べて、一番良いものを選んで買ってくれました。

お値段は6000円也。

「真円なら一粒4,5万の値はつきます。わずかに円じゃないから、安いんです。チェーンをそれなりのものに替えれば、見栄えが良くなりますよ。真円かどうかはパっと見にはわかりませんからね」

体験で作った7ミリ玉のペンダントトップと9ミリ玉のネックレス

山本社長さん、ほんとにユニークな方で、内海湾をテーマにした歌をCDにして(残念ながら非売品)体験工房内のBGMにしていらしたんですよ。

許可を得ましたのでアップしますね。全部は録音できていませんし、どうせなら体験中のところを撮ればよかったのですが・・・。


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曰く「午前中はこの歌、午後からは長渕剛!」

長渕剛がお好きなら夫と同世代かしら?と思い「社長さん、おいくつなんですか?」とズバリ聞いたら「71歳」と答えられた後、「70過ぎたとき、これからは好きなことをしようと決めた」そうで「手始めにこのオオカミ、買ったとです。一生走り続けられるように」

思わず「(100歳まで)あと30年走り続けてください!」と言ったところ、すぐさま「あと50年ですよ!」と返されました。

「120何歳まで生きて世界一の長寿になるつもりですから」

おみそれしました!!

「親の代から真珠の養殖を始め、それから牡蠣の養殖、10年位前にカキハウスを作った」のだそうで、先見の明があるというか、時流を読むのに長けていらっしゃる、根っからの商売人とお見受けしました。

カキハウス内の様子もアップしますね。午前中ですからもちろん、お客はまだいません。

内海湾・小島神社の絵は社長さんが描かれたもの

CDのタイトルは『おねがい内海湾』というのですね、歌詞が書いてありました。

お客さんが描いた山本社長。
頂いたお名刺の表と裏

PC上からも上のQRコード読み取れました。

カキハウスには俳優の小倉一郎さんやソフトバンクホークスの村松コーチの写真やサインが飾ってありましたが、「一番最近では福山雅治さんが来たんですよ。いやあ、いい男でした」とのこと。

上記ウェブサイトで、山本社長が伝馬船で福山さんを小島神社まで案内されている様子を見ることができます。福山雅治ファンはお見逃しなく!

20日の午後4時半頃、山本真珠の体験工房から見た内海湾・小島神社

21日午前10時半頃の内海湾・小島神社

上下2枚で干満の様子が分かりますよね。
なかなかのタイミングで、これだけでも壱岐へ行った甲斐がありました。

もちろん、今回の旅行の一番の目的は壱岐市立一支国博物館

そこで開催中のウエダ清人展~悠遠の旅人・壱岐~の鑑賞と、ウエダ先生の講演会聴講。

それについてはまた次回。See you soon!