ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌76

与一賞展

行ってきました!博多人形与一賞展。

伊藤様との再会も、無事果たしました! 3ヶ月ぶりでしたので、先生は「実はお顔をよく覚えてなくて・・・」。私もチョッピリ自信なかったのですが、一目見てすぐわかりました。髭を伸ばしている最中でいらしゃるそうで、前回より少しワイルド(!)なご容姿。持参していた《青芽人形》をお見せしたところ、「ああ、やっぱりこれはトンチンカン人形の・・・あの作者の・・・師匠の作品ですよ。」

このあと、贅沢にも伊藤様の解説付きで会場内を見て回り、そうしてさらには!あの憧れの人形《天恵》の作者でいらっしゃる梶原正二先生にもお引き合わせ頂きました。

しかも頂いたお名刺はその《天恵》の写真入り!!もうこれだけでも家宝モノ。そのうえそのうえ(ああ、もう興奮がとまらない!)《青芽人形》をお見せして「お地蔵様が大好きなんです。」と伝えると「ああ、それならこれもあげましょう」とお名刺をさらに2枚。それぞれ《寂光》《願い地蔵》お二人のお地蔵様の写真付き。これまた《願い地蔵》にイチコロです!早速に梶原先生のウェブサイトにアクセスし、購入可能か問い合わせをしたところ、すぐにお返事がいただけました。私にも手の届くお値段でしたので、近いうち工房を訪ね、お一人を連れ帰りたいと思います。

お名刺の写真の掲載許可も得たので、載せますね。本当に本当に素敵です。

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最初に頂いたお名刺。実物をぜひこの目でみたい菩薩像です。

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次に頂いたお名刺2枚。右の《願い地蔵》に一目惚れ!

梶原正二先生のウェブサイトは hakata-kajiwara.com 

You tube も見つけたので貼り付けます。沢山ありましたが、3年前の《お地蔵様の世界》を。


博多人形伝統工芸士梶原正二 お地蔵様の世界

 

会場ではアメリカ人女性が "beautiful!"を連発していて「国に持って帰りたいけど、壊れそう」「どうしたら・・・」と呟いているのが耳に入りました。近づいて「どちらからいらしたのですか?」とまでは英語で話しかけることができましたが、「これらの人形を作ったのはあちらの男性です。」という中学英語が咄嗟に出てこず、伊藤先生と梶原先生を指さしたら"I know." そのうちご自分から交渉を始められました。展示即売ではなく予約販売だったのですが、購入したいと仰っている人形が梶原先生の《もしもしカメさん》(国土交通大臣賞受賞作)で、今日が最終日ということもあって、交渉成立。先生自ら箱詰めなさっていました。女性は明日にはもう帰国されるそうです。いい日本土産になりましたよね。伊藤先生も「ああやって外国の方が買って下さるのは本当に嬉しいことだ」と仰っていました。博多人形は世界に誇れる伝統工芸ですものね。

 

伊藤先生と一緒に会場を後にし「お茶でも飲みに行きましょう。行きつけのところがあるんですよ」と案内された先は、偶然にも《風の大会》のあと、高原さん達と一緒に行ったカフェ・ベローチェ。しかもあの時高原さんが座られたまさにその席。これも何かの縁だろうと、高原ご夫妻のことをお話しすると自分の電話番号を伝えて連絡をいただけないか、とのこと。「年を取ったら『教養』ならぬ『今日用』が大事。『今日、どこかに出かける用事がある』ということが生きがいに繋がる」とのお説、いい五行歌になりそうです。近いうちに伊藤先生が《南の風》に入ってくださったら、こんなに嬉しいことはないのですが。

 

この先何があっても

きっと 大丈夫

運と縁

一字違いの最強コンビを

味方につけたから