日本伝統工芸展
オミクロン株が猛威を振るっているこの時期に天神に出るのは、少し後ろめたかったですが、上記の会期が7日までだったので、三越ギャラリーまで足を運びました。
お目当ては博多人形師中村信喬さんの陶彫彩色「星河」、第68回日本伝統工芸展の奨励賞受賞作です。
ほかにも陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸など七部門の入選作が展示されており、壮観でした。
人の手によって生み出される伝統工芸品の数々、凄いなぁとため息しかでません。
でも、大きな大きな花器や鉢など、どこにどうやって飾るのかな?どこのどなたが購入されるのかな?
庶民には高嶺の花ですね。
帰りはエスカレーターで降りたので、せっかくのデパートだからと各階眺めて回りました。
眺めるだけでは済まなかった場所がふたつ。
ひとつは先月、催事場でお見かけした屋久杉のお店が、期間限定で出店していたので、またお地蔵さまに会えるかな、と寄ってみたらば・・・ユニークな手提げバッグに目が釘付けになってしまいました。
思わず「あのバッグ、素敵ですね」とお店の方に声をかけてしまったので、長居することに・・・。
バッグは高価だったので、手が出ませんでしたが、屋久杉の茶さじとお地蔵様を載せるのに良さげなモザイクの小さな台(?名称がわかりません。コースターとしても使えそう)を購入。
写真OK、ブログOKとのことでしたので、アップしますね。
画面では、色合いや風合いがうまく出せていませんが、斬新なデザインの小粋なバッグで、
ほんと、欲しいなと思いました。
思いはしましたが、仕事用に使うには勿体なさすぎ。
さりとて、お出かけ用といってもお出かけ先も思い浮かばない・・・
結局宝の持ち腐れになりそうで・・・諦めました。
さて、もうひとつは、こちらも期間限定の店舗 Moon Beat Quallity、インディゴブルーのデニムニットがパッと目につき、しかも「岡山」とあったので、これはもう立ち寄るほかないでしょう。
非売品のテディベアも超々可愛かったです。(売るとすれば10万円以上だとか)
透かし柄の二ットストールがとても素敵でしたが、普段使いにするにはいいお値段すぎましたし、同じく宝の持ち腐れになるのが目に見えていますから、もちろん買いませんでした。
ところで、天神まで出かけた理由はもうひとつ。
アクロス福岡2階の匠ギャラリー。そこで《おとなの雛展》が開催されていたからです。こちらも会期が短く、6日まで。
梶原正二先生の作品は飾ってありませんでしたが、伊藤芳巳先生の桃雛の実物を見ることが出来ました。
ほかにも、中村信喬さんの作品や2代目西頭哲三郎さんの作品も。
以上、とーっても目の保養になった一日でした。
出かけると
いいモノ、いいコト
いいヒトと
出会える
さあ、今度はどこへ?