古材の森のアート展
今日が最終日の、Itoshima印象派展に行って来ました!
会場は古材の森(旧西原邸)で、糸島在住の画家・宮田ちひろさんの個展です。
中に入ると受付の所に、写真撮影、SNS等OKとあるではありませんか。
家に置き忘れていたスマホを慌てて取りに帰ったのは言うまでもありません。
古材の森には一度だけ友人とランチに訪れたことがありますが、2階にも展示してあるというので、階段の下で靴を脱いでドキドキしながら上っていきました。
もちろん、初めてです。
軋む床板の廊下をソロリソロリと歩いて、お部屋と絵を見せて頂きました。
さて、1階に戻ってゆっくりと絵をご覧くださいね。
案内葉書に使われていた絵の原画で、見ているだけで穏やかな気持ちになってきます。
絵画には(も)疎い私ですが、印象派というだけあって、モネを思わせるような絵もありました。
1点、1点向き合って、全部収めたかったのですが、他のお客様もいらしたのでそれは叶わず。
最後に私が一番心を奪われた絵をご紹介しますね。
糸島の海が大好きな私ですが、この会場で一番好きになったのはその海ではなく麦!
ノドから手が出るほど欲しかったですが、我が家に飾る場所は・・・ありません。
諦めて、同じ絵の絵葉書やその他数枚を購入し、最後にもう一度見納め、と絵の前に戻ると・・・
ん?!
さっきまで値札だけだったところに、赤丸シールがペタリ。つまり売約済みに!
宮田ちひろさんとも最後にお話しでき「売れちゃったんですね!」とつい漏らしたところ「はい、たった今。その方もこの絵を気に入ってくださって、3日間来られて、やっぱり買いたいと購入を決めてくださったんです。」
わかります!その気持ち!
無粋ですが、購入した絵葉書を下に載せますね。
たっぷりと目の保養と命の洗濯をした後、同じ通りにある糸かおに寄りました。
最近、棚シャッフルが行われたらしく、私の棚は右上の方になっていました。
本日の店番さんはフリーランスライターで、児童書作家かつ写真家でもあられる西松宏さん。
ハート出版から数冊の児童書を出しておられ、色々とお話を聞かせて頂いていたところ、女性のお客様がおひとり入って来られました。
その時、どういう流れだったか忘れましたが、「さっき、宮田ちひろさんの個展を見てきたんですけど、とっても良かったです」と口にしたら、なんと、そのお客様が
「ありがとうございます!私、ちひろの母です。」と仰るではありませんか。
西松さんと二人ビックリ!
そんなわけでちひろさんの絵のことなど、三人でしばらくお話して、盛り上がりました。
なんとまぁ、一粒で二度美味しい前原商店街!
ところで、古材の森の真ん前は天平工房さん(博多人形工房)で、ずっと以前一度だけお伺いしたことがあります。
糸島に越してきて間もない頃だったか、小富士園の人形彩色を始めた頃か、あるいは娘たちが前原幼稚園に通い始めた後だったか・・・とにかくもう20数年前のことになると思います。
伊藤先生が近いうち糸島に行ってみたいと仰っていましたが、こちらの工房のことご存知かしら?
立ち寄りたい気持ちにかられましたが、今日は早く帰らねばならず、そのまま通り過ぎました。
今月の糸かお店番は11日の午後からなので、その日にでも寄らせて頂こうかな。
11月も何やかやと・・・嬉しい忙しさが続きます。(瞼の腫れは・・・未だひかず・・・)
絵筆は
命を
宿し
刹那は
未来永劫に