嬉しいことが・・・
みぞえ画廊から宅配便が届きました。
厚さ4㎝、A2サイズほどの大きさのしっかりした作りの段ボール箱です。
少し前、奥山民枝先生の油絵は購入したけれど、そのほかには何も買っていないし、一体なんだろう?と不思議に思いつつ、梱包を解くと・・・
みぞえ画廊オリジナルカレンダーと奥山先生の画集2冊が入っていました。
今年の6月22日にご逝去された、糸島にも縁の深い野見山暁治先生のカレンダーです。
顧客サービスの一環としてのカレンダー送付ではあっても、野見山先生の作品もとても好きなので、これは本当に嬉しいプレゼントでした。
添えられたメッセージによると、野見山先生と奥山先生は旧知の仲でいらっしゃったとか。
左の画集は個展の際に購入していたものと同じもので、現在2冊手元にあります。
右は1998年刊行の鉛筆画集で、1987年5月から11月まで朝日新聞朝刊で連載されていた干刈あがた「黄色い髪」の挿画からの抜粋とありました。
ちょっと逸れますが、ここで「?」がムクムクと・・・
朝日朝刊の連載小説といえば、遠藤周作の「女の一生」、宮尾登美子の「序の舞」、宮本輝の「ドナウの旅人」などは覚えているのですが(読んだのは「序の舞」だけ)干刈あがたの小説も奥山民枝の挿画も全く記憶にありません。
それで、朝日の歴代連載小説を検索してみたところ、干刈あがたの「黄色い髪」は1988年の1月から4月まで、夕刊に掲載となっていました。
今も昔も新聞は朝日で、朝刊のみしか購読していませんので、夕刊だったなら記憶になくて当然ですね。
まぁ、朝刊だろうと夕刊だろうと、連載小説の挿画だったことには違いなく、素晴らしい絵であることにも相違ありません。
右の画集のオビには、25年前の先生と愛犬の写真も載っていました。
今の私より10歳ほど若いころの、とってもチャーミングな先生。このころの先生にもお会いしたかったなぁ~~。
こんな風に《ギャラリーの、初心者マーク付きカスタマー》は、思いがけないプレゼントに狂喜乱舞しています。(ちょいと大袈裟)
嬉しいことがもうひとつ。
風の大地美術館でお会いした山口亮さんとそのお母様から、お礼の葉書が届いたのです。
亮さんの絵の1ファンとして、こういうお葉書って、嬉しさも一入です。
涙が出るくらいに(またまた大袈裟)嬉しくてたまらない。
嬉しさの連鎖がどんどん続くといいな。
スポンジみたいに
吸収したい
マグネットみたいに
吸着したい
興味関心赴くままに