販売開始!
父の被爆体験記、修正版がようやく本日より販売開始となりました。
ナガサキ あの日・あの時: 原爆投下前後3日間の長崎で14歳の少年が見たものは (MyISBN - デザインエッグ社)
アマゾンで確認したところ、ちょっと嬉しい発見が!
全体の本のランキングでは60万台とお話にもならないのですが、原爆関係にだけ絞るとなんと20位。(1時間毎の更新なのであくまで現時点)
100位まで画像付きなので、著名な本に交じっての掲載はやっぱり嬉しい!
とはいえ、20冊、30冊まとめて注文したのは私ですから、実際に『売れている』わけではありません。それにしても、ひと月50冊も売れれば、上位にランクインするのですね。
逆に言えば、それだけ原爆関係の本は『売れていない』ということでもあります。
8月になればまた事情が違ってくるかな、ランクが下がることは間違いなさそう。
束の間、喜びに浸っていようと思います。
修正版の30冊は明後日には届くので、それを持って帰省する予定です。
父の様子はかなり気懸り。
自分の本が出て、しばらくは上機嫌でいてくれると思っていたのですが、(もちろん、嬉しくないことはなく、せっせと親戚や知人に配ってはいたようですが)いつまでもその高揚感が持続することはなく、 かえってその反動なのか・・・
精神状態が・・・。
認知症ないまま、歳をとる、体が衰える・・・というのは残酷な面もありますね。
『昔』を思い出して「あのときああすればよかった」「こんなはずじゃなかった」という後悔は多かれ少なかれ誰にでもあると思いますが、普通は切り替えられますよね、いつまでも引きずってはいません。「そんなこといってもいまさらどうしようもない」わけですから。
若い人にだって『昔』はあるから、後悔もあろうけれど、立ち直りは早いでしょう。
アラ還の私だって、まだまだ前向きでいられます。
やろうと思えば、まだなんでもできますもんね。なんでも、はさすがに大袈裟ですが、スキューバダイビングでもバンジージャンプでも、大学院入学でも海外旅行でも『やろうと思えば』可能です。
『本気でやりたいと思えば』実現だってできるでしょう。いずれも若い人より時間が、 その分さらにはお金もかかるというだけで、不可能なわけじゃない。
けれども90代目前の父には・・・夢の実現どころか、日常の何でもない事(電球の取り換えのような)さえ、不可能なことがどんどん増えているのです。
情けない、悔しい・・・その気持ちはわかるし、その気持ちの持っていき場がないのも・・・
同世代の知人はみな他界し、次は自分の番という恐怖も常に頭から離れない・・・
私が帰省しているときは、普通のお爺ちゃんに見えますが、母と二人でいる時は・・・
この先、どうなるのか?いつまで続くのか?
本の話で浮かれた調子で書き始めましたが、最後ちょいと暗くなってしまいました。
こういう時は視点を変えるに限ります、ってことで―
499秒前の
太陽よ
あなたの光が
わたしの
命
太陽の光が地球に届くまでの時間は8分19秒、つまり499秒。(なかなかに素敵な数字 !)
最後に自宅付近の写真です。長閑でしょう~~~(^^♪