久しぶりの天神
Aクロスの会以来ですから、約8ケ月ぶりの天神でした。
目的は、新天町のギャラリー風で今日まで開催の足立葉子さんの日本画展。
足立さんは、50代から農業の息抜きに絵筆をとり、95歳にして初の個展を開かれたのだとか。
数日前の朝日新聞紙上で、ご本人の隣に写っていた日本画がとても素敵に見えたので、ぜひ実物を見たいとワクワクしながら出かけたのですが・・・
感想は・・・
正直なところ、期待していた程ではなかったです。
当たり前ですが、素人さんの絵だな、と。
たまたま上村松園の画集を見たばかりだったということもあり、目が肥えすぎていたというか、そもそも比べるのがおかしいのですが、松園の《鼓の音》とよく似た構図の絵もあり、ついそう感じてしまったのです。
とはいえ、一見の価値は充分にありました。
なんといっても、50代から始めて90代まで元気に絵筆をとられているのですから、それだけで勇気を貰えます。
ゆっくりお話をうかがいたいところでしたが、最終日ということもあったのか、来廊者も多かったので、長居はしませんでした。
目的はもうひとつあって、
こちらも今日が最終日の、アクロス福岡・メッセージホワイエでの作品展を見に行ったのです。
田上雅恵さんという方の個展で、《浮世の猫と常世の猫と》というテーマにも惹きつけられたのですが・・・
こちらも・・・「上手だな」とは思いましたが、正直(こればっか)それだけで、ジーニアスやヘラルボニーの作家さん達の作品を見た時のような、怒涛の感動(?!)はありませんでした。
私個人の感想なので、観覧した方の中にはココロを鷲掴みにされた方もいると思います。
実際、会場内では「可愛い!」「よくこんな表情捉えられね」「ウチの猫にソックリ!」など感嘆する声が聞こえていましたから。(我が家のレオンにソックリの猫もいました)
せっかくの天神でしたから、美味しいランチでもと思っていたのですが、日曜だったこともあって、どこも人が多く、結局大したものは食べられず。
でも!やはり出かけて良かったと思える出来事も二つありました。
ひとつは新天町で《みちのく夢プラザ》というお店を見つけたこと。
みちのくー東北地方、特に岩手県に行ってみたぁ~いと思っていた矢先でしたから、これはもう立ち寄るしかありませんよね。
2Fで工芸品を見た後、1Fでリンゴ酢などの食材を買いました。
それからもうひとつは、
地下街のリーガルシューズの店頭で、ヘラルボニーとコラボしたレディースシューズ4足が並んでいたのを見られたこと。
佐々木早苗さんと工藤みどりさんのアートが元になったパンプス、ローファー、Uチップ、レースアップシューズの4型です。
実物を目にすることが出来て、なんだかとってもシアワセな気分になれました。
歩き疲れが吹き飛んだ感じ。
さて、次の休日23日には、午後から南風歌会に参加予定。
それから急遽、午前中には【オリィ研究所】分身ロボットカフェに行くことに。
これも朝日新聞で知ったのですが、前々から興味のあった分身ロボットOrihimeを使った遠隔操作による接客をする「期間限定地域キャラバンカフェ」が福岡で開催中だったのです。
予約制となっていたので、すぐにウェブサイトにアクセス。
11月27日までの期間限定、どの日時もほぼ満席。
たった1席空いていたのが、ラッキーなことに23日の10時半。速攻クリック。
遠足前の子どもみたいにワクワクしてます。
これについては詳細なレポートがアップできたらいいな。
23日もしくは24日のブログを乞うご期待!
固くなる一方の
カラダと真逆に
ココロよ
しなやかであれ
のびやかであれ