三度目の正直
昨年末、GW、そしてこのお盆・・・
長女夫妻が初孫連れて帰省の予定でした。
二度ともコロナ蔓延の為見送り、今回三度目の正直・・・のはずでした。
コロナは前回以上にリスクが大きかったのですが、収束を待っていてはいつになるやらわからない・・・
孫はどんどん大きくなる・・・
とりあえず、爺・婆・曾爺・曾婆全員ワクチンは終わってる・・・
ということで、予定通り福岡帰省後、長崎・・・の予定でした。
ところが、今回まさかまさかの大雨特別警報!
13日午後6時過ぎ、ここ糸島に無事到着したまではよかったのですが・・・
その先進めなくなったのです。
我が家に1泊し、14日早朝に全員で長崎に向かうはずだったのに、高速は通行止め、さらに下道も河川の氾濫、冠水で通れそうにない。
つまり長崎へは行けない。
娘婿は幼い頃から「運動会だの遠足だの楽しみな行事はことごとく雨に祟られる筋金入りの雨男」なのだそうですが、本当に最強最悪の雨男を証明したことになりました。
高速の通行止めさえ解除されれば15日早朝に出かけ、せめて曾孫の顔だけでも見せて、そのまま帰るという手もあり、その旨、実家の母にも伝えたのですが、かえって期待を持たせてしまったようで酷だったかもしれません。
(ここ糸島も長崎市内も晴れ間が見えているだけに「どうして~~??」)
爺・婆(私たち夫妻)にとっては三度目の正直とあいなったのですが、曾爺・曾婆たちにとってはまたしても裏切られたわけで、今回の落胆ぶりは電話越しでも辛くなるほど。
もうじき1歳になる孫は、頬や口元が長女によく似ています。
「みてね」で写真や動画を見ていたからか、《実物》との対面は思っていたほど劇的な感動はなかったのですが、抱かせてもらうとズッシリ重い!(こりゃ曾爺・婆が抱くのは無理だ)
もちろん、大泣きされましたとも。
長旅で疲れ、そのうえお腹も空いているのに、見知らぬおばさん(おばあさん)にいきなり抱かれたのですから、正常な反応ですよね。
じわじわと「ほんとに孫なんだ~~」という実感が湧いてきました。
孫は娘と私の顔を何度も見比べて不思議そうな顔をしていました。
「ママのママだよ」と説明したけれど、どこまでわかったかな?
顔はあまり似てない私たち母娘ですが、声や体形は似ているのかもしれません。
しばらくすると孫の警戒心は薄れ、お気に入りのボールを手渡してくれたり、ニコニコと傍に寄ってきてくれるようにはなりました。
次はいつ来てくれるだろう?
ところで今日15日は76年目の終戦記念日。正午に黙祷しました。
76年後、孫が喜寿を迎える頃には、どんな世の中になっているでしょう?
人間の営みを
嘲笑うかのような
自然災害
・・・に見えて
実は人的災害