続・糸かお
休日の昨日、《糸かお》へ本の搬入をしておきたかったのですが、結局選書が間に合わず、当然値札もまだなので、諦めました。
ですが、せっかくの棚を空いたままにしておくのも勿体ないし、お店番のオーナーのさんにもお会いしておきたかったので、午後から出かけることに・・・。
と、その前に!
先にゆめいろ舎(就労継続支援B型事業所)を訪問。
先週、南風コミュニティセンターで見かけたはがき大の素敵な絵、「ご自由にお持ち帰りください」に甘えて持ち帰っていたのですが、その絵の右下にyomeiroshaとあったので、ゆめいろ舎を訪ねれば、他の作品も置いてあるかもと思ったのです。
ドアを開けてビックリ!「こだわり雑貨の専門店」とあるので、てっきり店舗だけだと思っていたら、作業所も兼ねていて、中では数人の方が刺繍やミシンなどの作業に勤しんでおられました。
事業所の職員の方に写真・ブログOK頂けたので、載せますね。
ビタミン雑貨の言葉通り、なんだか元気が出るようなユーモラスな刺繍作品の数々が所狭しと並んでいました。
お目当てのはがきサイズの絵は置いてありませんでしたが、ついまた・・・他のものを・・・買ってしまいました。
ユニークな形の斜めがけバッグと何とも言えない表情の猫の刺繍ブローチ。
歯科の予約があったので、あまりゆっくりもしておられず、いざ「糸かお」へ。
店番さんは着物姿が素敵な女性。茅葺屋根の家に住んでおられるのだそう。お名前をアップしてよいか、伺っていなかったので、今日の所はこれくらいで。
お客様も男女お二人いらしていて、新聞記事を読んで興味を持たれて大宰府から来られたのだとか。
頂いたお名刺には「子ども大学だざいふ・ふくおか」とありましたが、女性の方はその理事長であり、画家・絵本作家でもあられる吉澤みかさん。
たまたま持参していた父の被爆体験記を見るなり「わ、それ買いたいです!」と言ってくださったので、差し上げたところ「私も原爆関係の本出しているんです」と『ざっそうweeds』という絵本の紹介文を見せてくださいました。
アマゾンでも購入可能でしたので、早速クリック。
大宰府で書店主をされていた(されている?)高橋純一さんのお話もとても興味深いものでした。
作家のサイン会を企画されたり、図書館で本を販売するシステムを作られたり、また沢山の絵本作家の原画もお持ちだそうで、私の大好きな太田大八さんについてお聞きしたところ、原画をお持ちどころか、ご友人だったそうです。
わかやまけんさんの原画も多数お持ちだとか。
(しろくまちゃんのほっとけーき、読み聞かせで読んだな~~懐かしい)
そういう原画やサインなどの貴重かつ希少なものの展示やこどもの本の資料館についての構想を語ってくださいました。
頂いた資料には、赤とんぼ・子どもの本の資料センター(仮称)、湯平アトリエ平面プラン、夢の『ミューブラリー』の実現など、細かな字でびっしりと書き込まれてありました。少し引用させて頂きますね。
一度しかない人生です。私もラストスパートのつもりです。
皆さんも何らかの資料など持ち寄ってください。個人の物というより皆のものに。
そして半永久的に伝えていきましょう。
気概が感じられますね。なんらかのお手伝いができたら・・・と思います。
(ちなみに・・・高橋さんには拙著ちのっぷす抄を差し上げました。)
頭の中の
とめどないお喋り
それを盗み聞きする
律儀な
もうひとりの私
最後に糸島の海のアップです。動画もどうぞ。