プチ旅行
長女家族と16日午後6時に萩市内で合流予定でしたので、その前にプチ旅行の計画を夫に立ててもらっていました。
朝出発し、門司港レトロ周辺を散策したり、鉄道博物館を見学した後、お昼には名物の焼きカレーを食べ、山口入りする計画。(そしてその通り実行)
鉄道博物館内は、特別展示以外は写真OKだったので撮りましたが・・・
撮ったものは、駅弁コーナーの可愛い容器。なんともいえない表情のこけしの顔型の器、こんなのが昔、ほんとに売ってあったんでしょうか?
ここで孫へのお土産に、絵本と列車の形をしたペットボトルのミネラルウォーターを購入。(この二つはどちらも気に入ってくれたようです。)
午後3時前には山口入りできたので、美祢市の道の駅を覗いたり、名物のかき氷を食べようと「やまざき屋」なる店を探したり・・・
見つけたお店の目の前は美しいビーチ。(菊ヶ浜というらしい)
時節柄お客さんは満員で、数人が椅子に腰かけて待っており、私も名前を書いて待つこと数分。
意外とすぐに名前を呼ばれましたが「2名様、窓際の〇〇!」の〇〇がよく聞き取れなかったので聞き返したら、あまり愛想がいいとは言えないおねーちゃんが「カウンター!!」とぶっきらぼうに。
はいはい、カウンターね、と座ってメニューを見つつ、中のオヤジさんの様子を見ていたら、こちらも不愛想な感じで、ただただ黙々と注文の品を拵えていました。
ただのかき氷ではなく、削った氷を手でかき混ぜてる?
ふわっとした食感にするために空気を混ぜていたのでしょうか?
注文した宇治金時ミルクかけは、すご~~くおいしかったけれど、夫は昔ながらの、氷を粗く削っただけのかき氷の方が好きだそうです。
会計時には(ほかのお客も言われていたので予想通りでしたが)「車はすぐに出してください」と事務的にキッパリ。
そこに停めてビーチで遊ぶのは論外だろうけど、せっかく美しい景観なんですから、しばし目の保養くらいしたいですよね~~。
一枚の写真と、数秒の動画を撮るのが精一杯でした。
店の雰囲気は悪くてもこの味と値段ならまぁ、繁盛するのも分かるかな、とは思いました。
このあと、萩の城下町をそぞろ歩いて時間を潰し、予定通りに6時、長女家族と合流とあいなるのですが・・・
このそぞろ歩きの最中に偶然目にしたチラシに心躍りました!
萩博物館特別展《めざせ!!貝のトレジャー王国》~コレクションを完成させて「幻の貝」を取り戻せ!とあったのです。
夏休みの子ども向け企画のようではありましたが、2千種類2万点もの貝の展示標本だそう。
(何を隠そう、子どもの頃の趣味は貝殻収集でした)
チラシの隅に「今夏も展示観覧は完全予約制」とあり、スマホ予約可となっていたので、ホテルにつくなりQRードを読み取ってアクセス。
17日朝9時大人2名で予約し、私と夫だけ行くことに。(孫にはまだ博物館は退屈でしょうから)
萩博物館所蔵の物だけでなく、個人のコレクションの寄贈も多く、壮観でした。
子ども連れもチラホラいる中、一番多かったのは壮年の男性で、貝のコレクターと思しき人たちが熱心に見入っていました。
写真撮影もOKでしたので何枚か撮りましたが、ガラス越しなのであまりよく撮れてはいません。(会期中にもう一回ゆっくり見てみたいなぁ)
夫は貝殻には興味なく、しぶしぶ付き合ってくれていたのですが、その珍しさや美しさに打たれたのか、帰り際には土産物コーナーでホネガイとハートガイを買ってくれました。
貝と言えば・・・ちょっとした偶然もありました。
前日に門司港レトロの海峡プラザで化石のガチャポンにトライしたところ・・・当たったのは貝の化石。
大当たりなら中に鍵が入っていて、ケースに陳列してあるアンモナイトなどがゲットできるのですが、残念ながらハズレ。それでも一応白亜紀の貝の化石とあります。
白亜紀は疑わしいですが、貝の化石であることには違いありません。
孫にもゼンマイ仕掛けのカブトムシを購入。(これはもうリアクションが最高でした)
10時に博物館をあとにし、同じ頃長女らもホテルをチェックアウトして、それぞれ秋芳洞に向け出発。
11時頃、第一駐車場で落ち合い、まず先にお昼を食べることにしました。
山口と言えば名物は瓦蕎麦。でも私は肉が苦手なので、ちょっと珍しいごぼう天ざるうどんを注文。
蕎麦のような色をしたうどんでしたが、ごぼうの粉末が練り込んであるのだとか。
ごぼう天はサクサク、うどんはのどごしツルツル。麺つゆも甘めで美味しかったです。
お腹を満たした後、秋芳洞へ。
来月2歳になる孫は、洞の全コースの半分位は抱っこされずに歩いたのではなかったかしら?
彼はなかなか健脚で、階段と見れば上りたがります。
鍾乳洞を出た後も階段を見つけて上り出すほど。(大人たちはヘトヘトなのに・・・)
今回は雨に祟られることなく、無事家族の再会が果たせました。
コロナ激増中のこの時期ですから、おおっぴらに「旅行した」なぁんて言ったらマズイですが、それでも可愛い盛りの孫に会えたのは、やっぱりとっても嬉しかったです。
次はいつ会えるかな?今度はお喋りできるようになっているかな?
娘が私になるまで
あと30年もある
私が母になるまで
あと25年しかない