ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌・長崎番外編

長崎二泊三日その①

月末からの、久し振りの三連休長崎に帰省していました。

両親の所用に付き合いつつも、空いた時間には予定をみっちり詰め込んで、嬉し楽しの時間を満喫♡。

とても1回では紹介しきれないので、時系列に2,3回に分けてアップしますね。

まずは、今回ぜ~~ったいに外せなかった野母崎の貝殻博物館『貝の家』、行ってまいりました!

7月30日午前中に電話予約をし、その日の午後3時にお伺いすることに。

場所は、脇岬のバス停のすぐ近くとの事で、バス停に着いたら再び電話し、館長さんにお出迎え頂いて、ワクワク・ドキドキしながらついて歩くと・・・

じゃ~~~ん!!

なんだかドイツのロマンティック街道を思わせるようなメルヘンチックなお家

と、その前に約束の時間まで30分程時間があったので、途中でまた岳路海岸に寄り、貝殻拾いをして行ったのでした。

  遠くに見える軍艦島わかりますか?     台風一過の岳路海岸、貝殻がわんさか

館長の緒方さんは、家業の米穀店を継いでいらしたそうですが、縁あって野母崎マリンランドでも働き始め、それから貝殻の虜になられたとのこと。

2000年にマリンランドが閉館した後、給料の殆どをつぎ込んで購入、展示していた貝殻は引き取り、ご自宅で保管しておられたそうですが、私のように「見たい」という人が少なからずいたのでしょう。

2022年にご自宅の一部を改装して『貝の家』をオープンさせたそうです。

ひとつン百万円もする貴重な貝殻も、ガラスケースの中に陳列しているとはいえ、他の貝との差別化ははかられてておらず、手に取って見せて頂くこともできました。

子どもの頃、リュウグウオキナエビス1万ドル(当時のレートで360万円)で取引されたと貝類図鑑かパンフレットで読んだ記憶があります。

オキナエビス類は世界中に25種、日本近海にはベニオキナエビスリュウグウオキナエビステラマチオキナエビスなど6種類が生息しており「生きた化石」のひとつでもあるとか。


動画もブログアップもOK頂きましたが、ほんとにいいのかしら?とちょっと心配になるほど。

余談ですが、感激のあまり、夫に画像を送ったら・・・「そんなに価値があると?俺には💩にしか見えんけど・・・」と返されました。(緒方さん、ごめんなさいっ🙇)

以下に動画もアップしますね。編集していませんし、ガラス面に私の姿もうつりこんでいますが、どうか気にしないで見てくださいね~。貝のコレクターなら垂涎ものの貝殻が所狭しと並んでいました。


www.youtube.com

写真もどんどんあげますが、まずは昭和レトロな写真から。

緒方さんの保管されていた写真をスマホにて撮影させていただいたものです。

昭和49年に開設された野母崎マリンランド

私が貝を集め始めたのは、小学4,5年生頃から。

お父さんが理科の先生だった同級生の女の子の家で、バイガイやツメタガイなどを見せてもらって魅せられたが始まりだったと思います。

「世界の貝の博物館」と銘打ったマリンランドが開館した時、ねだって連れて行ってもらい、買ってもらったのが大きなピンク貝。1200円也。(当時の入館料は大人350円だったそう)

少し欠けていたのが気になりましたが、完璧なのは売ってありませんでしたし、とにかく買ってもらったのが嬉しくてたまらなかったことを覚えています。

このピンク貝は今でも実家の私の部屋に飾ってあります。(写真撮ってくればよかった)

あの当時は、夏になると浜屋や玉屋などのデパートで「世界の貝展」がよく開催されていて、お小遣いやお年玉をはたいては、貝を買い集めていました。

自分で買った一番高い貝はトウカムリの3500円。次が螺旋の美しいオオイトカケ2500円。オオイトカケは一番好きな貝でもあります。

『貝の家』の入り口。右上の大きな貝がトウカムリ

ホネガイも好きですが、こちらは美しい割には数百円とお手頃価格。

おーっと貝の話となると、とまりそうになく、今日中にアップできそうにありませんから、先を急ぎましょう。

『貝の家』の画像にもどりますね。ランダムですがご了承ください。

上段は「生きた化石」のひとつ、オウムガイ。オウムの嘴そっくりですね。

美しいホネガイ、ビーナスの櫛というのも頷けます

タカラガイの数々。これらもまた垂涎モノ

一見、どちらも同じようなタカラガイに見えますが、裏をかえせば一目瞭然。左はタカラガイではありません。
白いタカラガイは、唯一右の、その名もズバリ「セトモノタカラ」まるで陶器のようですものね。

セトモノタカラともっとソックリなのがウミウサギ。大きさといい、形といい、表(というのか)だけでは見分けがつきません。ですが、ウミウサギの方はタカラガイではなく、値段も100円程度。

ウミウサギ

タカラガイには両側にギザギザがあるのです。(ウミウサギは片側のみ)

同じタカラガイでもギザギザの形は違っていますね。

説明をしっかりして頂いたのに、名称を失念してしまいましたが、右の貝は見た目の通りで日本語に訳すと「歯」なのだそうです。(何語かも忘れてしまいました)

裏を返せばで思い出しました。オキナエビスに戻りますが、下の二つを見比べてみてください。

裏側まできれいにくっきり線が入っているのは珍しいのだとか

貝は殆どが右巻きなのだそうですが、中には左巻きの貝も

その名もズバリ「サカマキボラ」

オオイトカケの次に好きなチマキボラ(残念ながら私は持っていません)

スイジガイ(水という字に似ているため)
真ん中より左寄りのやや小さな貝は、欠けているのではなくスイジガイの幼貝なのだとか

カイメンを付けた珍しいクマサカガイ

クマサカガイにも個性(?)があって、石ころだけを付けたもの、中央に二枚貝(それも同じ向きに)周囲に巻貝をつけたもの、など様々。

以前もアップしたことがありますが、私が持っているクマサカガイ

こうしてみると、ほんとにユニーク。

右は私が持っている普通(300円程度)のショクコウラですが、左は数万円するというミサカエショクコウラです。

海岸で拾った欠けたカズラガイなら持っていますが、こちらのタテヒダカズラも高価なものだそうです。

もっとゆっくりきちんとご紹介したかったのですが、脈絡なくすみません。

近いうち再訪問させていただいて、また改めてアップできたらと思っています。

明日は、館長さんの奥様の素敵なハンドメイド作品をご紹介しますね。

こちらもほんとに素晴らしいので、乞うご期待!!

最後にCanvaで作成した画像を貼り付けますね。

プロンプトは「エメラルドブルーの海と砂浜と巻貝」だったんですが・・・?

巻貝というより、芋虫みたい・・・

番外編ということで、五行歌はパス。

結局「今日中に」アップはできませんでした。

おやすみなさい。