東山手甲十三番館「記憶のかたち」~荒木惠子・城谷潤子作品展
昨日のお昼頃、こちらを出発して七山村に寄り、それから長崎へ。
七山村《鳴神の庄》に寄ったのは、先日野菜を買いに行った夫が「糸かけセットが売ってあった。買えばよかったな」と呟いたので、「七山村に~?」と驚きつつも、しめしめ、糸かけアートにハマってくれたゾ、善は急げ!とばかり、買いに走ったのです。
織花先生の属する糸かけデザイン研究所の方の作ったキットとは違うようでしたが、練習するには十分。
購入した後は、まっすぐ長崎へ向かいましたが、すぐには実家に行かず、東山手甲十三番館へ。
東山手の洋館群を見て回ったことはありますが、十三番館の中に入ったのは初めて。
それはそれは、素敵な空間でした!
なんで今まで一度も行ってみたことがなかったんだろう??
今回訪れた理由は、荒木惠子展が見たかったから。
以前も少しだけ惠子おばさんのこと、アップしたことがありますね。
従姉の従弟のお母さんにあたり、その従弟と弟が同学年ということもあり、また自宅が近かったこともあって、一時はとても親しくさせていただいていたのです。
私が長崎を出てからの30数年は全くお会いしていなかったのですが、今回、思いがけず電話でお話しすることができました。
カフェのスタッフの方に感謝!です。(十三番館は1階がカフェになっています。)
絵画展を見に来たこと、荒木氏とは遠戚に当たること、しばらくお会いしていないことを伝えたところ、「先生にお電話してみましょうか?」と言ってくださったのです。
お互い、近況などを伝え合った後、スタッフの方に代わってと仰るので、代わったところ「好きなもの、何でもご馳走してあげて」と言ってくださったらしく、先にオーダーしていたアイスダッチコーヒーとカステラアイス(ものすご~~く美味しかったです!)を、ご馳走していただく形になってしまいました。
惠子おばさんに、直接お会いすることはできなかったわけですが、もうお一方の城谷潤子さんとは少しお話させていただくことができました。
秋の昼下がり、芸術家たちが集うカフェ、それだけでとっても絵になりますよね。
絵葉書やステンドグラス、それから可愛らしい手工芸品も並べてありました。
実は上のミニチュア陶器のひとつを購入したのですが、さて、どれでしょう?
正解は・・・
とってもキュートなコッコデショの人形も飾ってありました。(非売品)
飾ってあったといえば、本来は非売品のはずのお人形も、またまたスタッフさんのはからいで、作家の先生と直接お話ができ、「え?!そんな額でいいんですか?」と、ほっぺをつねりたくなるようなお値段でお譲りいただくことができました。
表情がチョッピリ、梶原先生の「天恵」に似ています。
作者は内藤修子さんと仰る方で、「アートマニアながさき塾」の塾長さん。
長崎がアートに彩られる町になったら素敵だな。
この内藤先生はじめ、12人の作家さんの作品展が、同じく十三番館で、11月1日から「12の目展」として開催されるそうです。
下は11日、12日のみ開催される洋館あそびのポスターですが、「12の目展」は上記の通り1日が初日で、最終日は14日。(6日、13日は休館日)
その頃ちょうどまた帰省しますから、ぜひまた観覧に行くつもりです。
長崎市で生まれ育ったのに、市内のことほとんど知らないまま大人になってしまったので、今、とても新鮮な気持ちで、長崎と向き合っています。
さて、昨日はさらにまた素敵な出会いがあったのですよ。
うふふのふ。ちょっと勿体つけてアップは明日以降にしますね。
未来は
未だ来ていない
だから変えようもない
決まっているのかいないのか
定かではないけれど