大徳寺再び
次の連休にも長崎帰省し、大徳寺菊水さんの梅ヶ枝焼き餅(前回「梅が枝」と書いていましたが正しくは「梅ヶ枝」)を購入予定でしたが、
急遽今日行ってきました。
というのも、一昨日母から「突然やけど、4日におばちゃんがホームに入るとげな」と連絡を受けたからです。
「おばちゃん」とは母の姉で、共働きだった母に代わって幼い頃の私たち姉弟の面倒を見てくれていた伯母のこと。(弟は「大きいママ」と呼んで甘えていました。)
老人ホームと聞いて、このご時世、面会もままならない、次の休みじゃ遅い、今日行かないと!とほかの予定をキャンセルして飛んで行ったのですが・・・
伯母に詳しく聞いたらば、入居するのは老人ホームではなくケアハウスとのこと。
基本的には自立の高齢者が生活するところですから、外出・外泊は自由。
そうと知っていれば、焦って今日会いに行くこともなかったのですが、目的はもうひとつあり、そちらも果たせたので、やっぱり今日で良かったかなと思います。
もうひとつの目的とは
伯母にも梅ヶ枝焼き餅を食べさせてあげること。
それも焼きたてほやほやのを。(大徳寺から伯母の家までは車で10分)
伯母も前回の母同様に、懐かしがって喜んで食べてくれましたが、食が随分細くなっていて1個はとても食べきれず、少し残していました。
(ここでまた訂正。前回1個120gと書きましたが、150gの間違いでした。さらに大きい!)
さて、ここでちょっと戻って大徳寺再びです。
とその前に
前回と同じ駐車場にとめ、歩いている途中で、ちょっと気になるお店を見つけ寄ってみました。
(ブログアップOK頂いています)
元々は服のリフォーム専門店だったそうですが、猫ちゃんたちの支援をされているグループの活動拠点にもなっているのだとか。
活動趣旨に賛同したので、何か購入しようと店内見まわして・・・
掘り出し物をゲットしました。
写りも悪く、その上逆さまですが、箱にKORANSHAの文字が見えますよね、そう香蘭社製の大皿です。
一昔前の結婚式の引き出物か何かだったのでしょうか?
(実家にも同じ絵柄の鉢があったので、すぐに香蘭社だ!と気付いたのでした)
こんな大きな皿は、我が家では使うこともないし、断捨離中の今、不用と言えば不用なのですが、たったの、そうたったの100円だったので、
義姉や娘たちが来るときには使えそうだし・・・それに猫ちゃんたちの為にもなるんだからと買って帰った次第です。
これから梅ヶ枝焼き餅買いに行くたびに寄らせてもらおうと思っています。
またまた楽しみが増えました。
さて、大徳寺でしたね。
お店は開いていましたが、お二人の姿は見えず・・・でもテレビの音が聞こえていたので大きな声で何度か「こんにちは~」「すみませ~ん」と叫んでいたら、奥様が出てこられ、その場で生地を丸めて餡をたっぷりつめて焼いてくださいました。
餡は以前は手作りだったそうですが、今は専門の業者に頼んでいるのだとか。
「ウチで作りよったときは水飴ば使いよったとさね。そいけん、艶のあったと。でも今は業者のやけん、ちょっとパサパサしとるとさね。でも、餡の悪うなる心配はなかけん、安心は安心さね」と仰っていました。
奥様のお話がとても面白いので、焼きあがるのを待っている時間はあっという間。
菊水さんへの道順は・・・
大楠の横を通り抜けると・・・到着です。
お店の側面。コロナ以前は(この画面には写っていませんが)左端から続いているテラス席で食べることもできたのでしょう。
帰る際、父の被爆体験記と青芽地蔵の葉書をお渡ししてきました。
ひょっとして青芽さんともお知り合いではと一抹の期待があったのですが、「十人町?館内?」とは仰ったものの、青芽さんのことはご存知ないようでした。
少し涼しくなったら久し振りに馬場骨董店を訪ねてみようと思います。
青芽さんの伝記を書きたいなという野望がふつふつと・・・
ところで、新大工の玉屋跡地のマンションがほぼ完成していました。
10月から入居可能だそうです。どんな人たちが住むのかな?
着工から3年・・・マンションの完成は遠い先の事のように思えたのに、それがまさに今!
3年前、3年後のことなど想像もつかなかった。
母は奇跡的に回復したけれど、この3年のうちに義妹の父が亡くなり、
伯父、叔父、叔母も相次いで亡くなりました。
そして伯母はケアハウスに移ることになり・・・
そんな中、娘二人は入籍し、姓が変わり、
それから私にとっての初孫も誕生しました。
では・・・これから3年後は?
3年
=1065日
=26280時間
=1576800分
=94608000秒