8月6日に・・・
昨日6日は、広島原爆忌でした。
8時15分にサイレンが鳴った時、スタッフ含め気付いた方はおらず、私はひとこと「なんのサイレンだかわかりますか?」とご利用者様に尋ねながら「広島に原爆が落ちた時間だから、黙祷を促すサイレンなのですよ」と続けて答えてしまいました。
ご利用者様の中には「あ、さっきテレビで言いよった」と応じてくださる方もいましたが、大半の方は気にする風もなく、ただ朝食を待っておられました。
もう忘却の彼方・・・なのかもしれません。
午後からはご家族をお招きしての夏祭り。
司会・進行を仰せつかっていたので、原爆忌の事も少し触れるつもりでしたが、何も言わず、場の盛り上げ役に徹しました。
前日までタイムスケジュールが手元になく、今朝確認はしていたものの、出し物の順番を間違えるなど、ボロボロの進行役でしたが、芸達者のスタッフのおかげでぶっつけ本番でもなんとか終了。
利用者様数名と、司会の私は浴衣を着たのですが、実は生まれて初めての浴衣でした。
着付けの上手な同僚に着せてもらい、満更でもない気分。
浴衣と言えど、背筋がしゃんとなって姿勢もよくなるようです。(立ち居振る舞いも上品に・・・とはいきませんでしたけど・・・)
着物は、成人式の時に着たきりで、そのあと一度も袖を通していませんし、結婚している娘たちも式は挙げていないので、花嫁の母が着る着物(あれ?なんていうんだっけ?)も着たことがなく・・・
母は着付け講師の資格も持っているのに、私は娘達が幼い頃に簡易な浴衣すら着せたことがありません。
浴衣に合わせる帯の色柄やその柄の見せ方、結び方など、組み合わせは無限にあるので、もし私が着物にハマったら、それはそれで大変なことになっていたかなぁ~
逸れちゃいましたが、
昨年まではレクレーション担当だったこともあり、事前準備が大変でしたが、今年は何も手伝わず、打ち合わせにも加わらず(打ち合わせがあったのかどうか、それすら知りませんが)当日言われていた仕事を淡々とこなしただけなので、とても楽ではありました。(打ち上げをするとかしないとか漏れ聞きましたが、いずれにしろ誘われてはいないので、老兵は黙って去るのみでしょう)
来月すぐまた敬老会がありますが、昨年のように動画を作る必要もなさそうですし(作りたい気持ちは少ながらずあるのですが・・・)イベント好きのスタッフにお任せすることにしましょう。
さて、今日はこれからMさんの歌集のデータをアップロード予定です。
アマゾン審査に「翌月曜日から3週間」かかりますから、つまりは今日アップロードしてもあと4週間はかかることになります。
蓄積される
ライフログ
私でさえ忘れた「私」が
そこここに
立ち現れる
グーグルマップのタイムライン、自分でさえその場所に行ったことを忘れているのに「いつ、どこに、どれくらい滞在していたのか」瞬時に暴露してくれる有難い機能。
時に『有難迷惑な機能』。
ほかにもメールやトークの履歴、ネットの閲覧履歴。購入履歴。
有名人(でなくとも)の伝記を書くなら文章生成AIが大活躍しそうですよね。
8月6日から逸れに逸れまくってすみません。
ですが、78年前には想像もできなかったデジタル世界に普通に暮らしているこの日常が、時に信じられなくなることがあります。
変わらず戦争が続いていることの不思議。
核兵器を使えば「どうなるか」ほぼ正確にシュミレーションもできる時代。
78年後には私はもちろん、娘たちもこの世にいないでしょうが、孫はまだ存命でしょう。
どんな世界になっているのでしょうね。(想像すらできません)