遅ればせながら鹿島文化祭
ブログをアップしたくてたまらなかったのに、しばらくサボった理由は・・・
書き始めたら、夜更かしして睡眠不足必定なので、せっかくパートになって休みが増えたのに、かえって健康に良くない!と、あえてパソコンに触らずにいたから。
とはいえ、たった1,2日でもデジタルデトックスは不可能で、パソコンはともかく、スマホのチェックをしないわけにはいかず・・・不思議なもので、そういう時に限って娘からのLine(滅多に来ない)が入っていたりするから無視もできず・・・
とはいえ、今日は、朝からパソコンにもスマホにも触れることなく、断捨離に励みましたよ。
でも、ね、なかなか「エイヤッ!」とは捨てられないんですよね。特に本は。
捨てようかどうしようかと中をチェックしたが最後・・・その場に座り込んでハマって読んでたりして・・・ああ、いかん、いかん!
前置きが長くなりました。
鹿島文化祭の感想は、じっくり寝かせて発酵させて、と思っていたのに、やっぱり熱い感動のままに一気に書き上げないと、ダメみたいです。
なんでまた急にデジタルデトックスなぁんて思ったんだか。
目と首と肩が痛いというか凝っているというか、とにかくなんか変な感じ、普通じゃないのは確か。
まぁ、今に始まったことじゃなく、ここ何年もこの状態なんで、どこもどうもない「普通の」状態をもう思い出すことすらできなくなっています。
溜まった疲れが解消されることなく、新たに蓄積されていく感じ。
初老期になると、みんなそういうものなのかな?
あれ?いつになったら本題に入るの?
鹿島文化祭のこと書くんだったんだよね?ーそうでした、そうでした。
4日の朝10時近くに自宅を出発。
鹿島市には年に2回以上通っているのに、道を全然覚えておらず、カーナビに頼りっぱなし。
それでもなんとかお昼前には会場のエイブルに着き、まずは図書館で無料配布の除籍本漁り。
「ひとり20冊まで」と書いてありましたが、係の方から「上限はないです、何冊でもどうぞ。」と有難いお言葉を頂いて、遠慮なく30冊以上も頂いて帰りました。
自分が読みたい本はもちろんですが、職場の本棚に置く分、母が読みたがりそうな本、孫によさげな絵本まで。
更科日記精釈なんてのがあるのは、たまたま数日前の新聞で「更級日記」が取り上げられていて、懐かしいなぁ、と40数年前の古文の授業を思い出し、久し振りに触れてみたいなと思っていたところ、タイムリーに見つけたので。
・・・菅原孝標の女(むすめ)だの藤原道綱の母だの、女は男の所有物、従属物だったんですかねぇ。
1000年以上前の彼女たちのものの考え方(思考回路)と現代の私と、どう違うだろう?
またまた逸れてるよ、文化祭でしょ、文化祭、鹿島錦展でしょ!
鹿島錦の織り手である友人とは、日程が合わず会えなかったのですが、鹿島錦保存会のYさんとA先生に、作品の解説をしていただきながら、たっぷりと目の保養をさせて頂きました。
許可を頂いて、写真は数枚撮らせていただきましたが、ブログアップは「控えて」とのことでしたので、残念ながらここにアップはできません。
それから会えなかった友人の作品も、まだ許可頂いてないので、上げられません。
彼女は、織るだけでなく、仕立てもきっちり自分でやるのですよ。同じ人間とは思えないほどの天才!
毎年素晴らしいけれど、今年は特に花の絵柄の額に目が釘付け!(ああ、もうお見せできないのがもどかしい!彼女のブログ貼り付けておきますが、展示品のバッグやペンダントはアップしてありましたが、この額はなかったので、ぜひ載せてほしいものです)
たった3日間の会期が短すぎて、勿体なさすぎて、もっとなが~~く展示していただきたかったです!
もうこれは、見て頂くほかない!(でも、もう展示は終了しちゃってる)
Yさんが「自分のでよければブログアップ構いませんよ」と言ってくださったので、アップさせていただきますね。
とってもかわいいテディベア。鹿島錦でこういうのもできるんですね。
文化祭ですから、ほかにも絵画や写真、書道、華道、色々見て回りました。
出来栄えの良し悪しは全くわかりませんけれど、どのコーナーに行っても「いいなぁ」「これ、好きだなぁ」と思う作品がいくつかあって、「人間って、ほんと凄いなぁ」とつくづく思います。
帰る間際に、隣接のSAKURAS(鹿島市民文化ホール)もYさんに案内していただきました。
案内板のところに鹿島錦が配されていたり(12ヶ所あるそうですが、全部は見つけきれず)、樋口ヨシノ先生の作品が展示されているコーナーがあったり、ぐるっと見て歩くだけでも楽しかったです。
今年4月の、祐徳稲荷博物館での展示会の様子をサガテレビがYouTubeにアップしていましたので、そちらを貼り付けておきますね。
今日はもう、過去作のこの歌の気分にしかなれません。
好きな道を
歩む喜び
ヒトは
ホモ・ファーベルにして
ホモ・ルーデンス