ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌569~好きな道を

遅ればせながら鹿島文化祭

ブログをアップしたくてたまらなかったのに、しばらくサボった理由は・・・

書き始めたら、夜更かしして睡眠不足必定なので、せっかくパートになって休みが増えたのに、かえって健康に良くない!と、あえてパソコンに触らずにいたから。

とはいえ、たった1,2日でもデジタルデトックスは不可能で、パソコンはともかく、スマホのチェックをしないわけにはいかず・・・不思議なもので、そういう時に限って娘からのLine(滅多に来ない)が入っていたりするから無視もできず・・・

とはいえ、今日は、からパソコンにもスマホにも触れることなく、断捨離に励みましたよ。

でも、ね、なかなか「エイヤッ!」とは捨てられないんですよね。特に本は。

捨てようかどうしようかと中をチェックしたが最後・・・その場に座り込んでハマって読んでたりして・・・ああ、いかん、いかん!

前置きが長くなりました。

鹿島文化祭の感想は、じっくり寝かせて発酵させて、と思っていたのに、やっぱり熱い感動のままに一気に書き上げないと、ダメみたいです。

なんでまた急にデジタルデトックスなぁんて思ったんだか。

が痛いというか凝っているというか、とにかくなんか変な感じ、普通じゃないのは確か。

まぁ、今に始まったことじゃなく、ここ何年もこの状態なんで、どこもどうもない「普通の」状態をもう思い出すことすらできなくなっています。

溜まった疲れが解消されることなく、新たに蓄積されていく感じ。

初老期になると、みんなそういうものなのかな?

あれ?いつになったら本題に入るの?

鹿島文化祭のこと書くんだったんだよね?ーそうでした、そうでした。

4日の朝10時近くに自宅を出発。

鹿島市には年に2回以上通っているのに、道を全然覚えておらず、カーナビに頼りっぱなし。

それでもなんとかお昼前には会場のエイブルに着き、まずは図書館で無料配布の除籍本漁り。

「ひとり20冊まで」と書いてありましたが、係の方から「上限はないです、何冊でもどうぞ。」と有難いお言葉を頂いて、遠慮なく30冊以上も頂いて帰りました。

自分が読みたい本はもちろんですが、職場の本棚に置く分、母が読みたがりそうな本、孫によさげな絵本まで。

母へ送る本以外、全部並べて撮ってみました。

更科日記精釈なんてのがあるのは、たまたま数日前の新聞で「更級日記」が取り上げられていて、懐かしいなぁ、と40数年前の古文の授業を思い出し、久し振りに触れてみたいなと思っていたところ、タイムリーに見つけたので。

・・・菅原孝標の女(むすめ)だの藤原道綱の母だの、女は男の所有物、従属物だったんですかねぇ。

1000年以上前の彼女たちのものの考え方(思考回路)と現代の私と、どう違うだろう?

またまた逸れてるよ、文化祭でしょ、文化祭、鹿島錦展でしょ!

鹿島錦の織り手である友人とは、日程が合わず会えなかったのですが、鹿島錦保存会のYさんとA先生に、作品の解説をしていただきながら、たっぷりと目の保養をさせて頂きました。

許可を頂いて、写真は数枚撮らせていただきましたが、ブログアップは「控えて」とのことでしたので、残念ながらここにアップはできません。

それから会えなかった友人の作品も、まだ許可頂いてないので、上げられません。

彼女は、織るだけでなく、仕立てもきっちり自分でやるのですよ。同じ人間とは思えないほどの天才!

毎年素晴らしいけれど、今年は特に花の絵柄の額に目が釘付け!(ああ、もうお見せできないのがもどかしい!彼女のブログ貼り付けておきますが、展示品のバッグやペンダントはアップしてありましたが、この額はなかったので、ぜひ載せてほしいものです)

鹿島錦 初心者練習日記 (goo.ne.jp)

たった3日間の会期が短すぎて、勿体なさすぎて、もっとなが~~く展示していただきたかったです!

もうこれは、見て頂くほかない!(でも、もう展示は終了しちゃってる)

Yさんが「自分のでよければブログアップ構いませんよ」と言ってくださったので、アップさせていただきますね。

とってもかわいいテディベア。鹿島錦でこういうのもできるんですね。

文化祭ですから、ほかにも絵画や写真、書道、華道、色々見て回りました。

出来栄えの良し悪しは全くわかりませんけれど、どのコーナーに行っても「いいなぁ」「これ、好きだなぁ」と思う作品がいくつかあって、「人間って、ほんと凄いなぁ」とつくづく思います。

帰る間際に、隣接のSAKURAS(鹿島市民文化ホール)もYさんに案内していただきました。

案内板のところに鹿島錦が配されていたり(12ヶ所あるそうですが、全部は見つけきれず)、樋口ヨシノ先生の作品が展示されているコーナーがあったり、ぐるっと見て歩くだけでも楽しかったです。

今年4月の、祐徳稲荷博物館での展示会の様子をサガテレビがYouTubeにアップしていましたので、そちらを貼り付けておきますね。


www.youtube.com

今日はもう、過去作のこの歌の気分にしかなれません。

好きな道を

歩む喜び

ヒトは

ホモ・ファーベルにして

ホモ・ルーデンス