ちのっぷすの徒然五行歌

CHNOPSの塊に過ぎない私になぜ意識が生じたのか

今日の五行歌573~ウエダ先生作品

長崎盛沢山その①

11月13,14日に帰省し、まずは、久し振りに馬場骨董店へ。

相変わらずのお宝満載空間

前回グラバー庵で入手した青芽さん作の三猿を見て頂きたかったのです。

お見せするなり「あら、青芽さんの!」さすが!

ちょうど外国人のお客様がいらしていて、1万円近くのお買い物をされ、クレジットカードで支払おうとされていましたが、「クレジットカード、ノー」「キャッシュだけ」で、十分通じていたようです。

一見籃胎漆器のように見える小さな飾り棚が気に入って「これは売り物じゃないですよね?」とお聞きしたところ「店内のものはあたしとあの福助さん(上掲画像右上)以外は全部売り物よ」だそう。

手頃なお値段だったので、購入。(裏に久留米赤松製とあり)

店内では下の部分に湯呑等収納してあったのですが、もちろんそれは全部取り出して、棚だけ売っていただきました。

が!なぜかうちに持って帰ると、扉が開かない!

大きさがわかるようにカメレオン君載せたけれど、そもそもカメレオン君の大きさが
わかんないですよね? あ!偶然ですが、カメレオン君と同じお値段でした。

ほかに小さなお人形2体(計300円)を購入。下の画像の右側は九谷焼の湯飲みの蓋。

「綺麗ですね」と言ったら「蓋だけしかないのよ。でも捨てるに忍びなくてね。気に入ったら持って帰っていいよ。」とタダで頂いてしまいました。

左:3~5センチのミニチュア人形 右:九谷焼の湯飲みの蓋

この後、実家に顔を出し、休む間もなく風の大地美術館へ。

この急な坂段の上にあります。ヒーヒーフーフー

今回の目的は「風頭・秋風にあそぶ絵画展」

ここでも外国人のお客様が熱心に絵を見ておられました。

一応英文科を出てるのに、英会話力がほとんどない私は「自閉症の人の作品です」とうまく伝えられず、ただひとこと「Autism・・・」

それでもOh!と大きく頷かれましたから、通じたようです。

ブログアップ許可頂きましたので、館内の様子をお楽しみください。

左側の壁面は城瑠那子さん、右側は山口亮さんの作品

川口和喜さんの作品

坂口倫太郎さんの作品

村田光平さんの作品

圧巻だったのは、山口さんと城さんの作品群。

まずは山口亮さんの作品をどうぞ。

左の絵はストローを使って描いたそうです

上掲の中でとりわけ好きだったのが、以下の2作品です。

次は城瑠那子さんの作品。

小さな人物が縦になったり横になったり、無数に描かれています。

アスパラガス

実は、13日だけでなく、14日にも再訪問しました。

というのも14日は最終日で、搬出の為、作家さんたちとそのご家族が見えるので、ぜひお会いしたかったのです。

とりわけ山口亮さん城瑠那子さん、そしてそのご家族とお会いできたのはとても喜ばしいことでした。

その際に山口さんの絵を一枚購入。

城さんの絵はすべて展示のみの非売品だったのですが、アスパラガスシリーズの中の作品のひとつ(上掲作品)があまりにも素晴らしかったので「いいですね~」「素敵ですね~」と物欲しげに(?)矯めつ眇めつ眺めていたらお母様が「差し上げますよ」。

「いくらなんでもタダで頂くわけには・・・」

「じゃあ、額縁代だけ。100均のだから100円で・・・」

額縁や色画用紙の色を選んで額装したのはお母様。

瑠那子さんの天性の色彩感覚やセンスの良さは、お母様譲りなのかもしれませんね。

作品の前でピースする山口亮さん
ちなみに購入したのは彼のすぐ後ろ、半分隠れているピンクのグラデーションの絵

玄関で見送ってくれた際にもニッコリとピースサイン

作品の前でポーズをとってくれた城瑠那子さん

山口亮さん、城瑠那子さん、素敵な絵をどうもありがとう!
これからも、じゃんじゃん、どんどん、描いてくださいね!

最後に、ウエダ先生の絵もまた素晴らしいものでした。

戦争と平和についての想いがこめられている画集、ほんの一部だけですが、アップしますね。

話は逸れるのですが、「ベンガラって知ってます?」と聞かれ、「実物は見たことありません」と答えると、「これですよ」とボトルに入った赤い粉を見せてくださいました。

と、その日の夜、たまたま読んだ本に京都の話が出てきて、格子がべんがらで塗ってある云々と書いてあり、その偶然に「シンクロニシティ?」となんだかウキウキしちゃいました。

今日の五行歌はウエダ先生の作品を拝借します。

       

                                                               to be continued